八つ目 ページ13
トントンは投げられたゾムをキャッチし改めてヴァッサの方を見た。
トン「(ゾムに一撃入れるだけじゃなく、気絶までさせたのが年端もいかない少年という事に改めて恐怖にも似た感情を覚えた。)」
---数分前ヴァッサside---
ギル様...普段は様をつけるとあまりいい顔はしないからつけないけど、こういう時はつける。
ともかく、俺とギル様はフランメの奪還に我々国に赴いた。
貴「ヴァッサ、俺は今から直接フランメがいるであろう部屋に行く。
お前は、今こちらに近づいて来ている彼らと遊んできな、、、時を見てこちらに合流という形で頼むよ。」
ヴァ「了承しました。」
ギル様が向かっていくのを確認してから俺は目の前に来た奴に向き直った。
そいつは、ギル様と同じようにフードを被っていた。
ヴァ「何者だ...」
?「いや..逆やろ..ここが俺らの国なんやから、それ俺のセリフやろ...」
俺は警戒を解かずに袖の中にいつも隠しているかぎづめをいつでも取り出せるようにした。
?「...で?お前は何者や」
目の前の奴の声が低くなった。....面白い...つい癖で舌なめずりをした。
ヴァ「お前...強いんだな..」
その時の俺の眼は久しぶりに楽しめそうなやつがいたから嬉々としていただろう...
ヴァ「喋らせてみろよ...」
瞬間、二人の姿が消えた....否一般人、訓練した軍人でもなかなか追いつけないだろう、、、
?「(なんやこいつ、、、俺に付いてくるなんて....普通やないぞ...)」
ヴァ「流石、元ドルンにいただけはあるな...」
?「!?....なんでそれを..!!!」
ヴァ「なんでだと思う?考えればわかることだ。」
フードを被った男は動揺したのか一瞬攻撃が遅れた。
?「....っ!!!」
ヴァッサの放った拳がフードの男の腹に入った。
ヴァ「ドルンにいたのにこんなものか....」
男の意識は落ちた...。
---あとがき---
お久しぶりです。
一気に大量更新できなく申し訳ありません。
あと、なぜかR18フラグが取れないです。
なんでや。
頑張って取るように頑張ってます。
31人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鳴海(なるめ) | 作成日時:2017年4月27日 1時