【仮面ライダー】ＧＡＭＥＳＴＡＲＴ！5th season【短篇集】 (ページ40)

今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:15,487 hit

・ページ40

季実子「あぁぁ……あぁぁぁ………！！(絶望)キスなんて久しぶりだな……。的なバツイチ萌えにとっての夢の言葉がっ、わたしではなく自称天才の得体のしれない男に向けられているっ……！！んぐぬぅぅぅぅっ！！！」(机を何度も叩く音)

一海「季実子が血涙を流す前に早く二回戦やるぞ」

───────────

一同「王様だーれだ！！！」

一海「あ、俺だ(早速みーたんとイチャつける命令をしたいものだが、あまりがっつくと戦兎の馬鹿みたいに失敗しそうだから、まずは普通の命令にしておこう)」
戦兎「カズミン平静を装ってるけどなんか凄い俺に失礼なこと考えてる気がする」

万丈「合コンの練習になりそうな盛り上がる命令しろよカズミン」
一海「そうだな……じゃあベタだけど、五番が三番に壁ドン」

美空「あっ！いいねぇ～」
惣一「五番は俺だな」

季実子「えぇぇぇぇっ！！！？？」
惣一「ど、どうしたの季実子ちゃん？」
季実子(わたし、三番じゃない……誰が…)
紗羽「三番、わたし………」

季実子「んぁぁぁぁぁぁあ！！！！！！！くそぅ！！！くそぅ！！！！女ァッ！！女ァッ！！」ﾀﾞﾝｯ!!ﾀﾞﾝｯ!!

幻徳「お、落ち着け季実子！！いつか当たるから、いつか当たるからここは辛抱しろ！机が壊れる！」
美空「季実子の精神衛生上まずいから早く済ませてあげてお父さん」
惣一「えっ、なんで？」(鈍)

美空「はいつべこべ言わずやる！！」ﾄﾞﾝｯ
惣一「おわっ！？」

ドンっ！

紗羽「きゃっ！？」
惣一「ご、ごめん紗羽ちゃん……」
紗羽「い、いえ、全然……命令だから……」
紗羽(や、やだ……そういえば改めて見るとマスターってイケメンだし、唯一わたしのことちゃん付けで呼んでくれるし、こんな時にも紳士的だし……。あ、だめ……。わ、わたし……。マスターにときめ……)

季実子「ふんぬぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！！なぁぁぁに赤面しとんじゃこんの泥棒猫いてこましたろかぁぁぁぁぁぁワレェェェェェェ！！！！フリクションでケツにビッチって書いたろかボケェぇぇぇぇぇぇぇ！！！」

紗羽(かないわ。こんな状況じゃ)ｽﾝｯ

戦兎「季実子！！それアイドルの顔じゃないから！！」
美空「擦ったら消えるフリクションを選んでくれる辺りまだ割と冷静だと思う」
万丈「えっ、これが割と冷静の域……？」

幻徳Tシャツ『これで冷静ならもっと取り乱したらどうなるんだ？自我を失うのか？』