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そういえばこの三人組がキャンディーズ、だったっけか？あまり詳しくないのでまじまじと見てみるが、確かに可愛い。特にショートカットの目がでかい人。あたしとは正反対な感じがして。三人の眩しいほどの笑顔を眺めていると、背後からハッと息を呑むような声が聞こえ、あたしと万丈は後ろを振り向いた。
「キャ、キャンディーズ……！キャンディーズ様……！あぁ、ランちゃんミキちゃんスーちゃん……！かわっ、可愛いっ……！無理、尊い死ぬ……っ！」
季実子だ。万丈は季実子を見て嫌そうな顔をしつつも、こちらへ小走りで駆け寄ってくる季実子に展示品の前を開けてやる。すると、後ろから宝生と石動先生が並んでやって来て、あたしは口角を引き攣らせた。なるほど、季実子VS宝生戦は引き分けだったわけか……。
「あ、音無さん達もここに居たんだ」
宝生は軽く手を上げてあたし達の方へと歩み寄ってくると、何やら意味深げに笑い万丈を肘で突いていた。一体何があったのやら。先生は季実子の隣に立ち「懐かしいなぁ」と呟きながらキャンディーズのポスターを見上げる。
「そういえば西城はキャンディーズリスペクトのアイドルをやってるんだったな」
「はいっ！マカロンズって言うんですよ〜。まだ地底深くの地下アイドルですけど……。ちなみにわたしは、ミキちゃんと同じ黄色とか緑ががイメージカラーなんです。ミキちゃんは可愛い顔して歌声が少し低くてハスキーで……。キャンディーズでは一番歌がうまかったのでよく難しいパートを任されてたんですよ！ダンスも上手くて、曲のクオリティを底上げしていたのはミキちゃんで……！あ、でもでも、ランちゃんもスーちゃんも凄くって！ランちゃんは今女優さんをしているというだけあって表現力が凄くて、流石センターだなって……。スーちゃんは凄く人柄が良いのが滲み出てて、どれだけ人気になっても初々しさが残る歌声や表情にキュンとしちゃいますし……」
ノンストップで、正に留まることを知らない季実子のキャンディーズ熱弁に、宝生と石動先生は苦笑を浮かべつつ季実子を見つめていた。まぁ確かに、急にスイッチが入るもんだからあたしもびっくりしたが。
「まさか季実子がキャンディーズオタクだったとはな……」
「キャンディーズだけじゃねぇよ……。この年代のアイドルが皆大好きらしい」
「まぁ、あたしもゲームオタクだし。好きなもんがあるのはいいことだ、なぁぁぁぁ！？！？うわ！マジかよ！」
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サインバルタ(プロフ) - 雪華さん» ちょっと存じ上げませんね… (2020年7月22日 21時) (
レス) id: 4afdb47c62 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - トランスフォーマープライムは知っています？ (2020年7月22日 16時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
サインバルタ(プロフ) - 横峯俊さん» わ〜（泣）ありがとうございます…！生憎只今一旦全て消して書き直ししているところですが、もっと良いものを書けるよう頑張りますので今後ともよろしくおねがいします…！惣一貴利矢さん推し見つけられて滅茶苦茶嬉しいです…！ (2020年1月26日 18時) (レス) id: 4afdb47c62 (このIDを非表示/違反報告)
横峯俊(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらっています！惣一さんも貴利矢先生も小説が少ないので、毎回楽しみにしています！ (2020年1月25日 9時) (レス) id: e7388357bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サインバルタ | 作成日時：2018年12月21日 5時
