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「あのさ、メレブ……」

「あ、ああ。どうした？」

声がひっくり返ってしまった。

やはり、決まらない俺である。

「ずっと確信できなくて、言えなかったんだけど、今日、さっき確信したんだ。だから、言う」

ムラサキの真っ直ぐな瞳が俺を見つめる。



「お前、さ――――」









つづく

第十一話【バザー】→←・



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設定タグ：勇者ヨシヒコ , メレブ
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作者名：うれい | 作成日時：2017年12月28日 5時

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