お兄ちゃんとあんよ(リクエスト) ページ7
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「エース隊長休憩させましょう！！」
エ「あ？！まだ5分しかたってねぇよ？！」
ハ「5分もだ！！」
まだAと歩き足りねぇ！！、それはそっちの都合でしょ？！と言い合っているエースとハルタ。
『んぅ…？』
下唇をぷっと少し出して、頭にハテナを浮かべて話す人を交互に見つめるA。
その姿に萌える他の船員たち。
マ「Aが困ってるだろい、離してやれよい」
「マルコ隊長も休憩させるようになんとか言ってください！」
マ「とは言ってもねぃ…」
実際のところ、Aがそろそろ1人で歩かないといけないタイミングであることは間違いない。
だが我が愛おしい妹を休憩させてやり、エースに書類仕事をさせたい気持ちもある。
どうしようかと悩んだところ
イ「お昼のお散歩は終いだ。お嬢、その代わり俺と夜寝る前に少しお散歩するさね」
『くぅ！！』
やはりいいとこ取りのイゾウだった。
Aの前に屈んでニコニコするイゾウの背中を、ハルタとエースが、ずるい、と言ってポカポカ殴っていた。
サ「よい！じゃあ頑張ったAにご褒美だな！」
そう言って、すりおろしリンゴを見せた時。
『んまぁー！！！』
「「「「「「あ、」」」」」」
とて、とて、…と拙い動きでサッチに手を伸ばして歩いたのだ。
「ﾌﾟｯ……飯に釣られるなんてAらしいぜ」
唖然に包まれる中、誰がが放った言葉に、伝染するように皆が笑った。
エ「俺との練習よりリンゴで歩くのかよ！！ハハハッ！」
ハ「ほんとAらしいや」
『ちょ、〜らい…？』
顔をニコニコとさせて、行き着いた先のサッチの足に抱きついてお強請りするA。
サ「っっっっはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡」
それからサッチの胡座の上にちょこんと座ってリンゴのすりおろしを食べさせてもらっている。
マ「……親父に報告だよい」
俺らとの練習ではなく、何かから頑張るためにではなく、食べ物のために歩いたAを、海賊らしい貪欲さを持ち合わせており誇らしく思う。
その日は、Aの歩いた記念日として宴が開かれた。
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羅鬼 - 載せていいですよ！ (2022年11月16日 19時) (
レス) @page26 id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
羅鬼 - 良ければ！どうぞ！ https://picrew.me/image_maker/11529/complete?cd=dbvrUG1uF2 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりたんぽ | 作成日時：2022年10月18日 22時
