家族と裁判(リクエスト)〜白ひげ編 ページ47
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『だい2かいめはじめます！』
そしてまた始まった海賊団裁判。
『こんかいは、ぱぱのおしゃけのおはなしです！』
白「！…俺かァ？」
それから電伝虫に映るのは、宴で飲む姿以外にも、薬を流し込むときに飲んだり、寝酒と言って飲んだり、家族をうまく丸め込んで共に飲んでいる姿。
エ「よく撮ってんなぁA」
イ「ｸｸｯ…お嬢はそれぐらい心配してんのさ」
一通り映像が流れた後、白ひげはドンッと足踏みをして言う。
白「この映像がどうしたァ。俺はなんて言おうと酒は飲むからなァ。」
マ「オヤジ！」
「オヤジぃ！」「早まるなオヤジ！」「うぅ…止められね」
口々にみなが言う中、下を向きがちにとぼとぼとAが歩いて白ひげの足元に来る。
『…ぱぱぁ…こぉ』
白「なんだぁ、降参かァ？」
Aの言う通り、手のひらに乗せて同じ目線に持ってくる。
白「！！」
『ふぇぇ……ぱぁぱぁ！』
白ひげの手のひらでペシャンと座り込み、涙を流しながら白ひげを見つめるA。
『ぱぱとずっと、いっしょがいいっ！ふぇ、ぱぱ、しなないでぇ…！！』
ふぇぇぇぇと本格的に泣き出したAに白ひげは焦り、他の船員やナースはほっこり。
イ「こりゃー酒は控えねぇとな、オヤジ？」
マ「あぁ、愛娘の御要望を聞けねぇほどオヤジは器が小さくねぇよい」
ニヤニヤしながら言うイゾウとマルコ。
白「…グラララ！…こりゃァ完敗だァ」
手のひらで泣くAを愛おしそうに見つめ、グッと肩元まで持っていき弱い力できゅっと抱きしめる白ひげ。
サ「安心しろオヤジ！より一層力を込めて酒よりうまい飯作ってやる！」
と、今回の事件は丸く収まった。
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羅鬼 - 載せていいですよ！ (2022年11月16日 19時) (
レス) @page26 id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
羅鬼 - 良ければ！どうぞ！ https://picrew.me/image_maker/11529/complete?cd=dbvrUG1uF2 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりたんぽ | 作成日時：2022年10月18日 22時
