ご飯とサッチ ページ3
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サ「お！おはようさん！今日は何が食べたいかな？」
『しゃち！……あーょ！ふあふあパンくだしゃい！』
サッチとAは朝、昼、晩のいつかで必ずこのやり取りをする。
Aが食べたいご飯をリクエストして、作ってもらう。というシステムだ。
先程の、「リクエストしに行くかよい？」とはこのことだ。
サ「はーん♡♡可愛いね〜腕がなっちゃうな〜」
ふわふわパンだね、了解。とニコリと笑って再びキッチンに立つサッチ。
マ「楽しみだねぃ」
『うん！』
ルンルンで足をプラプラさせながらマルコのお膝に座るA。
イ「お嬢、おはよう」
『いぞ！あーよ！』
寝間着のまま、簡単に髪を1つ結びにしてマルコの隣に腰掛ける。
食堂に来ないイゾウを心配したAが部屋に直接来た以来、イゾウは必ずここへ来ている。
たとえお腹が減っていらずとも、食堂に居る口実としてお茶だけを飲みに来るし、Aからあーんされたご飯は必ず食べている。
あの冷静沈着冷淡男が角を丸くした姿を誰が予想出来るであろうか。
そんな考えを他所にイゾウとAはお話している。
『まぅこ、ねんねのとき、ご本よむの！』
イ「へぇ、なんて話だい？」
『とりしゃんのおはなし！』
ニコニコと昨日読んだ絵本の内容をイゾウに教えているA。
多分エースだったら、「マルコも不死鳥だし、同類だな！」とか言うんだろうよい。
イ「そうかい、よかったな。ところでお嬢は今日誰の所で寝るんだ？」
『ん……と、…えーしゅ…？』
イ「そうか…せっかくAにぴったりな寝巻きがあるのだが…」
『いぞとおそろいっ……？！』
イ「あぁ。どうだい、俺と寝るか？」
『うん！！』
エース、お前にAが回ってくるのはまだまだ先だよい。
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羅鬼 - 載せていいですよ！ (2022年11月16日 19時) (
レス) @page26 id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
羅鬼 - 良ければ！どうぞ！ https://picrew.me/image_maker/11529/complete?cd=dbvrUG1uF2 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりたんぽ | 作成日時：2022年10月18日 22時
