モビーとハロウィン(リクエスト) ページ20
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パタタと走って1番に駆け寄ったのはハルタの元。
『とぃっく、おぁ、とりぃーと！おかしくだしゃい！』
ハ「あれ？イタズラは？」
『んぅ…？』
ハ「あははっ！お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ、って言うんだよ普通」
やはり食べ物狙いなAに愛おしさが増す。
ハ「お菓子持ってない人には、イタズラするんだよ？はい、これどーぞ」
そう言ってAのカゴの中にマシュマロとチョコを手の平いっぱい分入れてくれた。
『はぅた、あぃがと！』
ハ「いってらっしゃーい」
次に駆け寄ったのはエースの元。
『えーしゅ！とぃっく、おぁ、とりぃーと！いたじゅら、しないとおかちあげません！』
さっきハルタに教えてもらったことを実践しようとしたAだが何かいろいろ違う。
どう考えてもAが不利な立場に立っている発言に甲板にいたみんなは一斉に吹き出した。
エ「ん？何か違う気がするが…Aがそう言うなら遠慮はいらねぇな！」
ニヤリと笑ったエースはAを捕まえてこちょこちょする。
『きゃぁ〜！えーしゅ、くしゅったいよぉ！！！！こしょ、こしゃあめてぇ〜！』
あはは、と笑いながらエースに抱きつき、やめてと懇願するA。
ひたすらにAが可愛くて、エースが羨ましい光景である。
エ「Aがイタズラしていいって言ったんだからな！これで許してくれよ！｣
ガハハと笑ったあと、ポケットから取り出したのは瓶の中に沢山入った飴玉。
青や紫、赤、黄色、緑と沢山の色が入っており、太陽の光を受け取って透けて見える。
『きれぇ〜…！えーしゅ、あぃがと！』
エ「おう！もうイタズラされねぇようにな！」
結局なぜ自分がイタズラされたのかはわからないが、飴玉で全て許したAだった。
次は船内へ入り、襖を開けるA。
そこには胡座をかいて膝に肘をつけ座っているイゾウの姿があった。
『いぞ、とぃっく、おぁとりぃーと！いたじゅらは、めぇです！』
今度はイタズラするなと直談判。
イ「ｸｸｯ…考えたなぁお嬢。」
窓を開けていればこの部屋は甲板での声はよく通って聞こえる。そのため先程の流れを理解していたイゾウ。
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羅鬼 - 載せていいですよ！ (2022年11月16日 19時) (
レス) @page26 id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
羅鬼 - 良ければ！どうぞ！ https://picrew.me/image_maker/11529/complete?cd=dbvrUG1uF2 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりたんぽ | 作成日時：2022年10月18日 22時
