熱と注射(リクエスト)※後半 ページ18
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マ「…A、よく頑張ったねぃ」
『ふぇぇぇぇたいのぉ、たいのぉ！！！』
目はつむったまま、顔をより赤くして泣くA。
Aの背をさするイゾウの手はまだ止まらない。
サ「A〜？注射頑張ったんだってな〜？ほら、」
ナイスタイミングで来たサッチ。
手には予告通りAが大好きなフルーツカット盛り。
『ふぇ、あぅぅ…たぇぅ…』
こんな状況下でもやはり食優先なAに3人は笑う。
サッチは小さくカットしたブドウをAの口の中に入れる。
ちゅるん、と喉を通る冷たくて甘い果物にAの涙はすっかり引いていた。
『まぅ、おひじゃでたぇぅの』
少し鼻詰まった声で、マルコのお膝で食べたいと言うA。
『いぞ、あーん』
そしてイゾウに食べさせてもらって。
『しゃっち、よちよち…ちて？』
サッチになでなでをお願いするA。
もう甘えまくりなAに兄たちは眠気も忘れ、癒されながら至れり尽くせり。
マ「寒くないようにお布団被せるよい」
お膝の上に座らすのに、布団でクルクル巻きにして抱っこするマルコ。
イ「お嬢、あーん。」
小さなリンゴを白く細い指で食べさせてくれるイゾウ。
サ「偉いな〜Aは偉い！はやく治してエースとまた魚釣ってくれるか？」
『、う！えーしゅと、おしゃかなちゅかまえる！』
Aの頭を撫でながら楽しいお話をするサッチ。
それから、念の為マルコの所で眠ったA。
何度か熱が上がって体調の差が激しいAに、隊長たちは人形やお菓子、絵本をもってお見舞いしたという。
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羅鬼 - 載せていいですよ！ (2022年11月16日 19時) (
レス) @page26 id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
羅鬼 - 良ければ！どうぞ！ https://picrew.me/image_maker/11529/complete?cd=dbvrUG1uF2 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりたんぽ | 作成日時：2022年10月18日 22時
