お兄ちゃんとサンドイッチ ページ42
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最近Aがハマっていること。
『えーしゅぅ〜！せま〜い！』
ハ「ちょっとエース！Aを押しつぶさないでよね！？」
エ「うぉっと、わりぃわりぃ」
お兄ちゃんの間に挟まれてきゃっきゃとはしゃぐA。
通称お兄ちゃんサンドだ。
サ「まぁた変なのハマっちまったなぁ」
ビ「子供というものは不思議だ」
やれやれと笑うサッチと目元を緩め髭を撫でるビスタ。
『んぅ〜はるたもっとぎゅ〜して？』
『えーしゅももっとAにひっつき虫して！』
もう隙間がないくらいくっついているのに、もっとくっつけと言うAにパン役の2人はメロメロだ。
ハ「はいはい、ほらぎゅ〜」
エ「ひっつき虫はAだろ〜？…苦しくねぇか？」
『うん！たたかい！』
ハ「ほーんと…子供体温で温かいよね、2人とも」
エ「俺は子供じゃねぇ！！」
『Aもー！』
マ「俺から見ればAはもちろん、ハルタもエースも子供だよい」
オヤジの診断終わりのマルコが三人の前へ顔を覗かせた。
『まるこ！』
エースとハルタの隙間からひょこりと顔を出して嬉しそうに笑うA。
マ「苦しくねぇかい？」
『だいじょうぶ！』
マ「随分楽しそうだねぃ」
完全に親と子である会話。
ハ「なーに、マルコ羨ましいの〜？？」
ニヤリとして言うハルタ。
マ「まさか。A、抱っこしてやろうかい？」
『！うん！』
マルコに精一杯腕を伸ばして抱っこをしてもらうA。
そんな姿にマルコは、ふふんと自慢気にAを抱っこする。
エ「あ！マルコずりぃ！」
マ「お前はさっさと書類を終わらさねぇか」
エ「うっす。」
結局1番懐いているお兄ちゃんに適わなかった2人であった。
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エ「Aみたか？」
ハ「さぁ。確かに見てないかも」
キョロキョロと探す2人の前に、イゾウがスっと通る。
その姿は少し太ってみえる。
エ「…イゾウ、妊娠したのか？」
イ「お前はバカか」
ゴスっと鉄拳が落ちる。
ハ「って言ってもどうしたのその膨らみ。」
イゾウはニヤリと笑う。
イ「どこかの子猫が入ってきたのさ」
そう言って胸元をスっと開けば、着物の中に丸まって入り、おしりの部分が丁度帯で安定されてあるように眠るA。
地肌に伝わるイゾウの体温と心音、そして着物の中という少し狭い部分で落ち着いたAは眠ってしまった。
イ「さて。散歩でもするさね」
満足そうに胸元を閉め、ゆっくり歩き出したイゾウだった。
家族と裁判（リクエスト）〜エース編→←マルコとナンパ(リクエスト)
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羅鬼 - 載せていいですよ！ (2022年11月16日 19時) (
レス) @page26 id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
羅鬼 - 良ければ！どうぞ！ https://picrew.me/image_maker/11529/complete?cd=dbvrUG1uF2 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりたんぽ | 作成日時：2022年10月18日 22時
