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「どうした、タケミっち」
「なんでお前がここに?」
「よく何処にいるかわかったね〜!」
比較的花垣に友好的な返事をする3人に対して、林田と林は花垣を睨みつける。
「またテメェかよ…!」
「引っ込んだろカス!!」
ただ、そんな事で怯まない花垣。
ゆっくりと倉庫の中へ入り、5人のいる方へと足を運ぶ。
「悪いが、今大事な話してんだ」
龍宮寺がそう言い、花垣を追い返そうとする。
しかし花垣は黙ったまま足を動かし続ける。
そしてマイキーの目の前へと辿り着いた。
「…愛美愛主との抗争、辞めにしませんか?」
「は?」
「この抗争…根拠は言えないっすけど、裏で誰かが糸引いてるんです!」
それに反応したのは林田。花垣の髪を容赦なく掴み、地面へと投げ捨てた。
「テメェふざけてんじゃねェぞ!なあ、パーちん!」
「消えろ、これ以上喋ったら殺す」
しかし花垣は諦めずに、5人へ必死に語りかける。
「駄目っす、愛美愛主と抗争は駄目です。東卍は嵌められてるんです…!」
その言葉を聞いた林田。花垣を無理矢理立たせ、思い切り頬を殴りつけた。
「抗争は駄目?根拠は言えねェ?じゃあ誰が、俺のダチの女ボコったんだ!?」
「わかんねぇッスよ!!でも!!」
「タケミっち。お前の話はわかった」
その争いを止めたのはマイキー。2人はぴたりと止まり、マイキーの方へ顔を向ける。
「愛美愛主とやる」
「お前は何も分かってねェ」
そう言ったマイキーは伏せていた顔をあげ、花垣を睨む様に見つめた。
「俺がやるって決めた以上、東卍は愛美愛主とやるんだよ」
その声を聞いた林田は掴んでいた花垣の胸ぐらを離す。
すると花垣は地面に蹲り、そして土下座の姿勢へと変わる。
「これ以上引けないんスよ、愛美愛主とやりあったら東卍は終わります…!」
「折角、マイキーくんやドラケンくん、Aちゃんと仲良くなったのに…!東卍が終わるなんて、俺…ッ!嫌っすよ!」
「…ほんと、わかんねェ野郎だな!」
苛立ちを隠さない様に林田が花垣を殴ろうとする。
しかし、それを止めたのは龍宮寺。
「…ねぇ武道くん、東卍が終わるってどう言う事?A、その話詳しく聞きたいなあ」
そしてAも、地面に蹲る花垣へ視線を合わせてそう尋ねる。
「ここまでタケミっちが引かねェっつってんだ。少し愛美愛主調べてみてもいいんじゃねーの?マイキー」
「うん。Aも賛成」
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まる(プロフ) - 律さん» ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - YUKIさん» よかったです…!続編もよろしくお願いします。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
律 - 90話が2つあります (2022年3月24日 14時) (レス) id: 9309c00326 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI - 見るのが初めてだったのでよかったです。 (2022年3月1日 17時) (レス) @page32 id: 4941e1735c (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 芹奈さん» 遅くなり申し訳ございません。ご指摘ありがとうございます。訂正致しましたので良ければご確認ください。 (2022年2月3日 1時) (レス) @page16 id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まる | 作成日時:2021年9月21日 17時