どろり。【東京卍リベンジャーズ】

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「わー！ここが真一郎くんのバイク屋さん？」

ピカピカの外装、小綺麗な内装に堂々と置かれた新品のバイク。

出来立てのバイクショップにAは招かれていた。

「おー！カッケェだろ？A！」
「うん！…で。この人は？」

真一郎の足元にべったりとくっついている、顔に火傷痕の目立つ男の子。

「あー、おい自己紹介しろ」

真一郎に促され、渋々Aの前に立った彼はゆっくり口を開いた。


「…乾青宗」
「黒宮Aです。よろしくね」

多分年上だろう、とAは頭を軽く下げる。

「…お前、真一郎くんとどういう繋がりだ」
「え、真一郎くん？」

思ってもなかった質問にAは目を丸くする。

「んー…友達？」

そういうと乾の表情が和らいだ。


「真一郎くんのダチか。悪かった、威圧して」
「ん、うん…？」






「Aは何処の学校通ってんだ？」
「A、これ知ってるか？」
「A喉渇いてねェか、ジュース買ってくる」


「い、いいよ！自分でお茶淹れてくるよ」
「いや、Aにはお茶よりジュースが似合う」

意味の分からない事を言いながら乾は自販機へと走っていく。

「ハハ、A、もう仲良くなれたのか？」

「うーん、仲良くなったというか…」

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