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「あれ、今日はAだけ?」

「そーだよ、ヤだった?」

「んーん、全然。寧ろ独り占めできんじゃん」


そう。今日は真一郎に急用が入り、Aだけでイザナの元へと訪れていた。


「あ、そういえば。手紙でも書いたけどさ」
「うん」

「紹介したい奴がいんだよ、こっち来て」

イザナがAの手を引き、ある人物の元へと連れて行く。


「…イザナ?そいつは?」

「 A、こいつ!俺の下僕」
「げ、げぼく?」

聞き慣れないワードに戸惑うA。

鶴蝶も見慣れぬ美少女が現れたことに戸惑っていた。

しかし察しの良い 鶴蝶、イザナが発した「A」という名前にピンと来た様で

「もしかして、イザナが毎日話してる奴か!?」
「え、そうなの?」

「おい、 鶴蝶何バラしてんだよ」

耳まで真っ赤になったイザナを見て、 鶴蝶は面白いものを見た、とゲラゲラ笑った。


「えーと、いつもイザナくんがお世話になっております…?黒宮Aです」

ぺこりと頭を下げるAに釣られ、 鶴蝶も慌ててお辞儀を返す。

「あっ、いや!俺の方こそいつも一緒にいてもらってるというか…あ、俺は 鶴蝶!」

「 鶴蝶くん、よろしくね」

可愛い笑みと共に差し出された右手。 鶴蝶はドギマギしながらも握手を交わす。

白く小さい、それでいて女子特有のふにふにとした柔らかい手に 鶴蝶は照れていた。

イザナはそれに気づき、Aと 鶴蝶の手を引き剥がす。


「どうしたの?」
「いくら 鶴蝶でもAは駄目だ」

「なっ、俺は別にそういうつもりじゃ…!」

「?とりあえず何して遊ぶー?」

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まる(プロフ) - さとにゃんさん» 嬉しいコメントありがとうございます♡灰谷兄弟もいずれ出てきますので楽しみにしててください…! (2021年9月22日 17時) (レス) id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)
さとにゃん(プロフ) - とっても好きです!灰谷兄弟との絡みも見たいです…!!これからも頑張ってください! (2021年9月22日 11時) (レス) id: 805449d27a (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - mikittyさん» 私も好きです♡読んでくださってありがとうございます! (2021年9月21日 19時) (レス) id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 好きです!! (2021年9月21日 15時) (レス) id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ぽにゃるさん» 素敵な作品と言って頂けて非常に嬉しいです(^^)ありがとうございます!今後ともよろしくお願いします! (2021年9月20日 23時) (レス) id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まる | 作成日時:2021年9月18日 15時

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