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「兎に角、俺はもうマイキーと縁切るわ」
「えっ!?Aちゃんは…」
「うーん、Aは暫く関わらないかな!」

ゆらりと立ち上がった龍宮寺は、Aの手を掴んでゆっくり立ち上がらせると帰る準備を始めた。

「東卍も終わりだ」
「何言ってんすか、終わりって…冗談ですよね?」
「邪魔したな」
「お邪魔しましたー!」


階段を降り、帰ろうとする2人を必死に呼び止める花垣。
しかし花垣の願い虚しく2人は難なく玄関の扉を開け、外へと出た。




「…あ?」



すると、運の悪いことに扉の外に出るとマイキーが花垣の家の前に立っていた。


「は?お前なんでここにいんだよ。それにAも」
「あ?テメェこそ何でここにいんだよ」
「マイキーくん…!?」


「俺はタケミっちのお見舞いだよ」
「俺達もそーだよ」
「てか何でAはそっちにいんだよ」
「…話しかけてこないでって言ったよね?」

マイキー、龍宮寺の2人の睨み合いが続く。
Aは稀に見ない無表情である。


「お前、関係ないじゃん。な?タケミっち」
「何言ってんの?俺のダチだよなタケミっち」

花垣が2人の間で狼狽しているが、そんなの関係ないとでも言うように言い争いが始まる。

「どけよデクノボー、通れねェよ」
「あ?お前が退けよ、チビ」
「ち、ちょっと待ってくださいよ2人共!」

「何があったのか知らないッスけど、喧嘩はダメですよ!2人共、落ち着いてください!」

そう言って2人を嗜めようとする花垣の胸ぐらを掴み、凄む龍宮寺。

「おい、お前何様?」
「…ケンくん、武道くん悪くないからやめてあげて」
「………それもそーだな」
「佐野のことなんか放って置いて、早く帰ろうよ」
「…は?ちょっと待ってよA、何その呼び方」
「Aに近づくんじゃねェよ」


Aに詰め寄ろうとしたマイキーに立ちはだかるように龍宮寺がAの前に立つと、マイキーは無言で歩き出した。

(あれ、分かってくれた…?)

花垣のそんな願い虚しく、マイキーは緑色のマウンテンバイクを掴み、思い切り龍宮寺へ向けて投げつけた。

「あーー!!!俺の思い出が!!!」
「ッぶねーな、テメェ正気か?Aに当たったらどーすんだよクソが」
「Aに当たんねーよーに投げてんだろカス」

マイキーの煽りに苛立った龍宮寺は手にバットを持つと、思い切り2つに割り折った。


「武道くん、危ないよ?こっち行こ」
「それは俺が小4の時に…!」
「…聞いてないか」

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まる(プロフ) - ドンさん» 応援していただけて嬉しいです( ; ; )更新頑張りますので今後ともよろしくお願いします…! (2021年10月5日 21時) (レス) id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - まるさん» 分かりました、更新頑張ってください応援してます! (2021年10月5日 19時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ドンさん» コメントありがとうございます!夢主は自己投影して頂ければ嬉しいです…(^^) (2021年10月3日 20時) (レス) id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年10月2日 12時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 癒し系猫さん» 恥ずかしい( ; ; )変換ミスです💧教えてくださりありがとうございます( ; ; ) (2021年10月1日 17時) (レス) id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まる | 作成日時:2021年9月25日 20時

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