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そうして始まった2人の喧嘩。その間を飛び交うのは花垣の大切な思い出の品達である。これにはAも花垣に謝り倒す。
見ると無惨に壊された思い出の品達の中に、がっくり項垂れて蹲る花垣。
「武道くん、ごめんなさい…」
「Aちゃんの所為じゃないから………うう…」
「ここで決着つけるか？」
「上等だ」
しかし2人は気にすることなく、未だに睨み合いを続ける。
それに怒りをあげる者が1人。花垣である。
ふらふらと立ち上がるその顔には激しく怒りが滲んでいた。
「っえ、武道くん…？」
「テメェら…いい加減にしろや！！！」
「ふっざけんじゃねェ！！」
そう言ってマイキーに殴りかかる花垣。だがマイキーは飄々と花垣の拳を避ける。勢い余った花垣はそのままゴミ捨て場へ顔から突っ込んだ。
「大丈夫か、タケミっち」
「うっせーーー！！！」
心配の声をかけたマイキーにそう叫ぶ花垣。この場にいる全員が驚いた。
「俺の思い出なんてどーでもいいんだろ！」
「まあ落ち着けって」
「落ち着け？ふざけんな！暴れてたのはてめーらだろ！」
と、花垣は龍宮寺にまでも噛み付く。
それを止めに外へ出てきた溝中4人組。千堂が慌てて龍宮寺から花垣を引き剥がす。
「やめとけって！死ぬ気かお前…！」
「うるせー！周りのことなんてどうでもいいんだろ！」
「悪ぃって。お前のことを傷つけるつもりなんて無かったんだ」
龍宮寺がそう言うが、花垣は無視してそのまま叫び続ける。
「眼中にねーんだろ！？」
「もういいって、タケミチ…！」
「…どうでもいいから、喧嘩なんかしてんだろ？」
と、いきなり落ち着いた様に話す花垣。
「…この3人が揉めたら、周りにどんだけ迷惑かかるか分かってねーだろ」
「あんたらを、3人を慕ってついてきてくれたみんなも揉めちまうんだぞ！」
「3人だけの問題じゃねーじゃん！東卍みんな、バラバラになっちゃうんだよ！？そんなの、悲しいじゃん！！」
俺、そんなの見たくねぇよ…と泣き出す花垣。静まり返る空間。
「3人は、もっと仲良くいてくれよ…」
センチメンタルな雰囲気の中、価値を開いたのはマイキー。
「タケミっち…」
「いいよ、もう帰ってくれよ！」
「あのさ、さっきからずーっと…」
「頭にうんこついてるよ」
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まる(プロフ) - ドンさん» 応援していただけて嬉しいです（ ; ; ）更新頑張りますので今後ともよろしくお願いします…！ (2021年10月5日 21時) (
レス) id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - まるさん» 分かりました、更新頑張ってください応援してます！ (2021年10月5日 19時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ドンさん» コメントありがとうございます！夢主は自己投影して頂ければ嬉しいです…(^^) (2021年10月3日 20時) (レス) id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年10月2日 12時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 癒し系猫さん» 恥ずかしい（ ; ; ）変換ミスです💧教えてくださりありがとうございます（ ; ; ） (2021年10月1日 17時) (レス) id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2021年9月25日 20時
