そのよん。Y ページ41
2番:忠犬コンビ
「こっちみたいだよ、ツッキー!」
「じゃ、そっちで良い。」
「地図持つ?ライトがいい?」
「どっちも山口持ちなよ。」
「ありがと、ツッキー!」
Aさんから誘われたお化け屋敷。
先に入った日向と影山はすごい叫んでたし。
結構、怖いみたい。
「山口。」
「何?」
「ライト、ちゃんと照らして。」
「ごめん、ツッキー!」
「じゃ、次の曲がり角を…」
ツッキーが言う方向をライトで照らすと。
ぎぎぎ、って重い音がして。
ロッカーが開いて。
「…お前らの血。…吸わせてよ。」
「ひぃ!?」
「…菅原さん。」
「よっ。…何だ、びびらないなー。月島。」
「びっくりはしました。」
「そっか。」
「菅原さん、何かリアルですね…。」
「だべ?いいだろ、ベティちゃん。」
「生首に名前をつけてる菅原さんが怖いです。」
「そうか?」
ツッキーはすごいや。
びびった俺の前をずんずん進んで。
すがきゅらさんにも普通にバイバイして。
かっこいい!
「こっちかな。」
「そうでしょ。…あ。」
「どうしたの、ツッキ…。」
「山口、先に行ってて。」
「あ、うん!」
言われた通り先に進むと。
女の子が立ってて。
ゆらゆらしてる。
…いや、怖いな、これ。
『ねぇ。』
「は、はい!?」
『…美味しそうだね、そのに…』
「ばぁ。」
『きゃぁぁぁ!?』
「うわぁぁ!」
「何で山口がびびんの、うるさい。」
「ごめ…でも何で…」
「どの道もここに繋がるようになってたから。脅かしに来た、ゾンビ。」
『な、何すんのよ、先生!』
「あれぇ?ゾンビは仕事しなくていいんですかぁ?」
『なっ…食ってやる!』
「ちょ、Aさん、落ち着いて!」
「先行くんで、僕ら。次は脅かしてくださいね。」
『先生まじ許さないからね…』
ツッキーは最強かもしんない!
こうしてAさんゾンビは抜けて。
もうゴール目前。
「やっと終わるね、ツッキー!」
「山口、びびりすぎ。」
「怖いんだ…。」
「あれのどこがっ…」
「…足りない。」
「…つ、ツッキー、なんか聞こえ…」
「足りないんだよな…右腕だけ。」
「うぎゃぁぁぁぁ!」
「…山口、うるさい。」
結果、死体で出来た体の右腕を落とした設定のフランケンだいちが怖い。
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zgdj - 面白い作品をありがとうございます! (3月2日 11時) (レス) @page46 id: 9d014a95bc (このIDを非表示/違反報告)
みーこ - できればうらつくに残ってほしいけど、saiさんが決めたのであれば口出しはしないようにします。でも、他のツールで繋がりたいのでTwitterとかって教えてもらえませんか、、、? (2023年1月20日 23時) (レス) @page46 id: 3df5dd07dc (このIDを非表示/違反報告)
みーこ - 今日初めて作品に出会いました!神作品だと思いました。ハイキューの二次創作の作品を見つけて、いい!好き!って思ってその人の作った日を見ると、2015とかで止まっていて、すごい悲しくなっちゃうんですけど、今日まで生きてくれてありがとうございます! (2023年1月20日 23時) (レス) @page46 id: 3df5dd07dc (このIDを非表示/違反報告)
sai(プロフ) - ちゃむPOPさん» こちらこそ作品を愛してくださってありがとうございます。 (2023年1月11日 11時) (レス) id: 4a22273a47 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃむPOP(プロフ) - 何年も帰ってきては読んでます。残してくれてありがとうございます。 (2022年10月18日 20時) (レス) id: 75c22fdb63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まるぼー | 作成日時:2015年10月16日 23時