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「わぁ〜、ジョジュ見て！！あの島かなぁ？」
「・・・・そうだな、凜危ない、こっちへ」
ジョズはそう言うと今にも船から落ちてしまいそうな凜を抱えマルコ達の元へと向かった。
「マルコー！！島があったよー。どうぶちゅさん居るかなぁ？」
エースから次に上陸する島の話を聞いてからというもの凜はワクワクした様子で毎日を過ごしていた。
「そうだねぃ。あの島で間違いなさそうだよぃ」
凜にそう問われたマルコは地図とログポースを見比べそう答えた。
「わーい！！どうぶちゅさーん！！」
「よぃ。その前に凜はナース達の所に行って着替えをしないとな。その恰好じゃ皆驚いてちまうよぃ」
そう言われ彼女は自身の服をグイっと引っ張って見た。
子供など居ないこの船内で凜は殆どを隊員のお下がりをナースにリメイクしてもらい着ていた。今日は至る所機械のシミだらけの服をワンピースの様に着ていた。
いつも元気一杯に駆け回り服をボロボロにする凜には持って来いの物だった。
ナース達に貰ったお下がりは主に余所行き様に取って貰っていたのだ。
「うん。お着換えする」
「さて、上陸の準備といくかね」
凜を見送ったマルコはその場に残って居たジョズに声を掛けると上陸の準備のため甲板へと向かった。
「はい、良いわよ〜。今日も可愛いわね凜」
「へへ〜ありがとう。」
満足そうに笑いながらその場で一回転して見せる凜にナースは微笑み返した。
「さ、隊長達も待ってるわ。気を付けていってらっしゃい」
「はぁーい。行ってきまーしゅ」
そう言って元気に手を振りその場を後にした。
「マルコー！！エーシュー、さっちゃん！！」
「おっ、来たねぃ・・・」
「凜ちゃん、今日はまた一段と可愛い！！」
サッチはそう言うと走ってこちらに来る凜へ両手を広げた。しかし、彼女はそれを分かってか敢えてそちらには行かずエースへと飛びついた。
「っと。へへ、凜似合ってるじゃねぇか」
今日の彼女は水色のノンスリーブのワンピースに裾は白いフリルの着いた何とも可愛らしい格好に髪の毛を編み込んで纏めてもらっていた。
「さぁ、行くかねぃ」
「凜ちゃん・・・・反抗期なの？そうなの？？」
一人ぶつぶつと呟いているサッチを他所に俺はそう言うと2人と共に島へと降り立った。
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紗良咲(プロフ) - 星猫さん» 初めましてコメントありがとうございます。そう言って頂けると本当に嬉しいです!!高評価もありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします！ (2021年10月13日 22時) (
レス) id: 1086401827 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして！とっても素敵ですね！高評価しました！ (2021年10月13日 21時) (レス) @page3 id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗良咲 | 作成日時：2021年10月12日 23時
