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もしもーし。81 ページ6

「Aちゃんのご飯食べたい!!」



「あ、そう…」



「あ、そうってひどい!!久しぶりに食べたいんだけど!?」




久しぶり……私の料理食べたことあるのか…




「前はさ、何食べたの?」



「オムライス!!いやーあれは美味しかったねー」




オムライスか……



そんなご馳走作ってあげてたんだ、私意外ねー。



「国見ちゃんが塩キャラメルばっか入れようとする!!って怒ってたよね」



「英が?塩キャラメル好きなの?」



「うん!!でさーケチャップで文字書いたりしてさー」



思い出さそうとしてくれてるのか、



細かい部分まで教えてくれる徹。




「とりあえず朝ご飯らしいの作るわー」



「え、ちょ、俺まだ説明中だよ!?」



「ぷ、ははっ…はいはい」



この人も、一緒にいてて飽きない。



私はいい人たちに囲まれてたんだろうな。






「Aちゃん今日部活だよねー」



ご飯を作ってると、隣で話しかけてきた徹。



「うん、徹はないの?」



「ないよー体育館今日使えなくてさー」



だからこんな朝早くから来てるのね。



「私が部活行ったら、ここから出ていくよね?」



「え、帰ってくるの待ってるに決まってるじゃん!」




は、この人何言ってんの。

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作者名:のんびりななせさんは生きてます。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年1月15日 20時

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