志麻くん…バイト始めました!! 【せんしま】

†さんじゅうななじかんめ† ページ16

センラside


早『志麻くーん、レジお願い!!』

志『は、はい!!』

扉越しに姉貴と志麻くんの声がする。

セ『きた…』

((ﾊﾞｯ

う『あっ!!ちょっ!!』

一目散に店内に入りレジまで駆ける。
浦田くんは、一拍遅れて立ち上がり足の長さ的にも俺が有利や…この勝負…もらった…


そう思った次の瞬間…


坂『やっほー。まーしー!!』

志『あ、坂田さん!!いらっしゃいませです!!』


いらっしゃいませです…ですって…可愛い過ぎ…

坂『そう言えばセンラさぁ…』

坂田がこちらを向いて口を開く。


坂『24時間営業なんに、なんで店内で待たんの？(暗黒微笑)』

セ『』


そうやったわ…
坂田…負けたよ。俺は静かに志麻くんの初接客でも見ておきます…

セ『……』

志『店内でお召し上がりですか？』

坂『あ、テイクアウトで。』

志『はい。…ご注文をどうぞ!!』

坂『じゃあ…ダブルチーズバーガーのセットで…〜〜〜。』


早『ご一緒に？((ﾎﾞｿｯ』

志『ポテトの単品買ってください!!((ﾆｺｯ』

う、坂、セ『ゴフッ…』

坂『ポテトL十個で…』


志『わぁ〜いっぱい食べるんですね!!』

坂『ついでにビッグマックの単品を…』

志『ありがとうございます!!』


坂『そいで…まーしー…』

志『はい？』

坂『スマイルください(真顔)』


志『はい!!((ﾆｺｯ』



＊＊＊


坂『ホンマ可愛い…おこづかいあげたくなる可愛さ…』


そう言って、坂田は大量の袋を抱え店を後にした。



セ『俺…生きて店出られるかな…』


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