†じゅうじかんめ† ページ11
センラside
セ『…』
う『ハアッ…本当にこの数日で変わりましたよね。
大丈夫ですって…センラ様が思ってる以上に志麻さんは貴方のこと好きですよ?』
もっと志麻さんの事を分かってあげてください…
そう言って顔を上げた浦田くんの瞳には志麻くんが写っていて…
その目線に気づいた志麻くんは此方に走ってきた。
志『センラさん!!((ギュッ』
セ『志麻くん…』
志『てんしゅさんにこれ、貰ったんやけど…これなぁに?』
そう言った志麻くんの掌には3つの飴玉が乗っていて、レモンとブドウとマスカット色が透明な袋から綺麗に光っていた。
セ『これは、キャンディー言うてな色がついた甘いお菓子…』
志『お菓子!!
えっとな、じゃあ三個あるから分け分けしような。
はい、浦田様!!』
う『浦田で良いですよ。』
志『浦田、さん?』
う『…はい。ありがとうございます。』
志『はい、センラさん!!』
セ『あ、ありが…!!ブドウ?』
志『うん、レモンはセンラさんの色やから…//
俺が欲しかったの…』
セ『!!!…』
そう言ってクシャッと笑う志麻くんの笑顔は、本当に過去あんなことがあったのかというほどに明るくて、純粋で…さっきまでの自分の気持ちがバカらしくなってくる。
セ『せやなぁ…なら俺も志麻くんの色やから…嬉しいなぁ…((ニコッ』
志『うんっ!!』
.
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コイル - 莉葵さん» さかたんですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!))しゃらっぷ!! (2019年7月17日 14時) (携帯から) (レス) id: d686199489 (このIDを非表示/違反報告)
莉葵(プロフ) - さかたんだぁああああああああああああああ (2019年7月17日 7時) (レス) id: 352da37dc3 (このIDを非表示/違反報告)
てるち - 志麻ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!! (2019年7月16日 22時) (レス) id: 4f318e08ec (このIDを非表示/違反報告)
栗鼠ラ02 - シリアスぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!! (2019年7月16日 21時) (携帯から) (レス) id: d686199489 (このIDを非表示/違反報告)
コイル - てるちさん» 文字無しで会話が成り立っている!!(驚愕 (2019年7月16日 21時) (携帯から) (レス) id: d686199489 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コイル | 作成日時:2019年7月14日 21時