世界政府の仕事 ページ37
貴女side
そろそろ夜になる
初任務は世界政府の仕事からになった。
猫さんもといルッチの後に続いて歩く
ルッチ「…おい。もし、白ひげ海賊団に情が湧いて寝返ったら…俺はお前を殺す。」
「…寝返るわけないでしょ。」
ルッチ「…どうかな」
猫さんって本当に疑い深いな…
ま、それもそっか…俺は裏切り者だからな…
ルッチ「……俺はお前を殺したくない…」
「………え？」
あの猫さんらしくない言葉に思わず聞き返してしまった。
ルッチ「それでも俺はお前を殺さなければならない。」
…なるほど。そういう事か…殺したくなくても殺さなければならない…
…ん？それって猫さん自身は殺したくないって思ってくれてるってこと?!
「猫さん…!!」
ルッチ「…ただし、俺は私情を挟んだ事は無い。」
…つまり、殺したくなくても殺せると…。
「…さすがだね…俺なら私情挟んじゃうかも…」
ルッチ「ああ？」
あ…やべ…
「でも任務なら最後までやり遂げる…相手がたとえ…白ひげ海賊団だとしても…。」
ルッチ「…ならいい。」
すると、ルッチは立ち止まり、肩にハットリが乗った。
ルッチ「俺の所属はCP0。今回の任務は白ひげ海賊団の偵察･買収だ。お前は偵察を主に、買収は助っ人として入れ。」
「…了解」
CP0…やっぱりルッチはCP0になったか…
ルッチ「…常人ならCP0と聞いた時に驚く。だが、お前は驚かないな…そういえば、以前も指銃を初めて見た時、他のやつらとは違うような反応をしていたな？」
「……CP0?!?!何それ!?」
ルッチ「今更遅い。それにはぐらかそうとするのは何か隠したいことでもあるのか？」
…ルッチめ…策士だな…
「…とにかく！初任務なので少し早めに行きます。」
ルッチ「…後で問ただす。覚悟しておけ」
そう言うとルッチは俺が乗る船まで案内し、自分の任務へと戻って行ってしまった。
終わり
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エース - コレ、大好きだな！ (2020年4月12日 17時) (
レス) id: c6a99b26eb (このIDを非表示/違反報告)
ｶｴﾃﾞ - とても面白かったです(^-^)全部イッキに読んじゃいました。更新今かいまかと楽しみに待っております！更新頑張って下さい。応援しています！ (2020年3月15日 0時) (レス) id: 6dcddecaba (このIDを非表示/違反報告)
白 - とても面白いです(^-^)更新今か今かと楽しみに待ってます！←勝手に待ってるだけなのでお気になさらず…更新頑張って下さい！！続き楽しみにしてます。 (2020年1月23日 17時) (レス) id: 6dcddecaba (このIDを非表示/違反報告)
nyann - この作品とても好きです！( ☆∀☆)更新を楽しみにしています！頑張って下さい (2019年7月23日 17時) (レス) id: 4641716e62 (このIDを非表示/違反報告)
39！！(プロフ) - お二人共ありがとうございます！すごい励ましになります！！これからもよろしくお願いします！ (2019年2月16日 22時) (レス) id: 38a3525b44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAICO | 作成日時：2017年10月15日 19時
