検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:18,606 hit

10(side sgi) ページ11

「そういう須貝さんこそ彼女いないんですか?」

今度は彼女から尋ねてきた。
興味があるというより、自分が聞かれたから一応聞いておこう、という感じだろう。

「俺も今はないなー、研究とクイズノックで手一杯やし。」
まぁ、これは事実だ。
クイズノックに入ってすぐの頃は彼女がいたけれど、研究と、クイズノックで忙しく、デートする時間もないので別れてしまった。

「須貝さんお忙しいですもんね。でもムリは禁物ですよ?研究忙しかったら業務の負担は減らすので言ってくださいね?」

自分のことのように、心配してくれる彼女の優しさが嬉しくて、また頬が緩んだ。

今日1日で彼女の色んな表情を知って、自分の中で彼女への感情が変わっていくのを感じたが、深く考えないようにしていた。

11→←9 (side sgi)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
133人がお気に入り
設定タグ:qk , sgi , quizKnock   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:maruko | 作成日時:2020年7月30日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。