39. ページ44
.
貴『轟は何もしなくていいよ。私1人で十分だと思うし…』
訓練が開始したと同時に、私と轟は建物の中へと足を踏み入れた
轟「いや、それなら俺がする。建物に被害を与えず核を回収するのは、俺の個性の方が適任だ」
貴『そんな事私にだって出来る。けどまあしたいならしていいけど…』
2人で協力すると言う事はお互いの頭の中には無いわけで、結局今回の訓練は轟1人で核を回収しに行く事となった
その間私は建物の外から様子を伺う
これじゃあ待機室でモニター見てるのと同じ…
少し退屈な気もしたが、1人で出来る事をわざわざ2人でする必要性も感じなし、今はただこの訓練が終わるのをその場でジッと待っていた
・
・
貴『…寒い…』
轟はものの10分程度で核を回収…
その為私達の訓練はほかのグループよりも早めに終わり、次の指示が来るまでの間近くにあった椅子に座りくつろいでいた。
ただ、轟が氷結で建物の自体を凍らせたせいか、建物周辺の空気が冷え込んでいる
とにかく寒い…
早く指示出してオールマイト…
轟「…わりぃ。一番効率いい方法だと思ったんだが…」
そう言って轟は私の右隣に座り身体をあっためてくれた
貴『…ん許す』
あぁ…この丁度いい温度が堪らない…
家に五台は欲しい…
そんな事を考えながら、私は轟の左肩に体重をかける。轟もそれを受け入れてくれているのか、何も言わず、静かに時間だけがすぎていった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マルコ | 作成日時：2018年11月20日 20時
