番外編~エイプリルフール~ ページ40
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出「ねえAちゃん」
貴『ん？』
いつも通りの朝、私達は同じ通学路を同じ歩幅で歩いていく
出久に名前を呼んで貰えただけで、私は今日も生きていけ「僕Aちゃん大っ嫌い！」…
…
…
前言撤回…
バタッ…
出「え、ちょっ！Aちゃん！？！？」
…鎌威A
死亡…
.
.
in教室
出「いやぁ…まさかAちゃんが�爛┘ぅ廛螢襯奸璽覘瓩鮹里蕕覆�ったとは…」
貴『…ごめん…嘘をついていい日が日本に設けられているなんて知らなくて…』
出「うんん、謝るのは僕の方だよ！気を失うほど傷つくなんて思わなくてつい…」
あの後私は、出久に「大っ嫌い」と言われたショックにより、道端に倒れたのだった
麗「Aちゃん担いで教室入ってきた時は驚いたよ！」
飯「気を失った理由も理由だが、エイプリルフールとは言え、限度はある！気をつけてたまえよ緑谷君！！」
は、はぃ…と申し訳無さそうな謝罪をしている出久
にしても、嘘をついてもいい日があるなんて全然知らなかった…
エイプリルフールか…
…ちょっと楽しそう……
そんな事を考えていた直後、ガラガラと教室の扉が開いた
貴『…』タッタッ
私は扉を開け教室に入ってきた奴の前に立った…
少し顔を上げると、いつも通りの腹立たしい顔。
赤い目をこちらに向け不機嫌そうに呟く
爆「…あ？何だ？」
片手を私の前へと突き出し、少し爆破させている
私はそんな爆破野郎に対し…
貴『…好き』
そう一言告げたのだ
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作者名：マルコ | 作成日時：2018年11月20日 20時
