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その後、先生と名乗る人物が教室に入ってき、生徒はみんな席に着いた。
出久とは席が離れてしまって少し落ち込んだ。いやだいぶ落ち込んだ…
しかも出久の前はよりによって爆豪…
私の名前が爆豪なら…ックソ…
なんて少しだけ爆豪に嫉妬していた中、先生の話は進んでいき、入学式には参加せず、訳もわからずグラウンドへと出るよう指示された。
.inグラウンド
？「まさか入学式ないなんて思わんかったよー」
貴『ん…』
突然肩に乗せられた手
振り返ると、そこには先ほど出久と話をしていた女の子がいた
麗「あ、私麗日お茶子！宜しくね^ ^‼」
肩に乗せられた手は下がり、自己紹介をしてきた彼女は、貴方の名前は？と言わんばかりの目で此方を見つめていた
貴『ぁ、えと…鎌威A…です…』
麗「Aちゃん！私の事はお茶子って呼んでよ！あと敬語も無しね！」
貴『…分かった。宜しくねお茶子』
私はぎこちない自己紹介と挨拶を済ませ目をそらすも、彼女は次の話題へと移る
麗「にしてもさっきの見てたよ！ヤンキーみたいな人を撃退するの！カッコよかったよ〜！」
ヤンキーみたいな人…
あぁ爆豪か…と1人で納得した。
麗「あの人と親しげに見えたけど同じ中学とかだったの？」
この子には私と爆豪が親しげに見えたんだ…
目の前の彼女の発言により、爆豪とは今後一切関わらないようにしようと決断するキッカケとなった。
貴『爆豪とは小中と同じだったの。けど嫌いだからあいつとの思い出とかは一切無いし出来る事ならあいつの存在を記憶から消し去りたいって思ってるくらいの関係だから、親しくはないかな』
麗「めっちゃ喋るやん！しかもw何気に爆豪？君を全否定してるのwww」ブハッー！！！
私の発言が面白かったのか、お茶子は凄い笑ってる
…私、何が面白いこと言ったかな…
中々オブラートに包んだと思ったんだけど…
本音を言うと、記憶から消し去るだけじゃ足りない。爆豪本体をこの世から消し去りたいって言おうと思ったけど…それは流石にこれからヒーローになるって人の発言では無いと思って辞めた。麗「いや声でてるよ！」ブハッ
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作者名：マルコ | 作成日時：2018年11月20日 20時
