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story 25 - ryuji side- ページ26
まるで 、恋人同士の喧嘩を見せられてるみたいな気分になる程
お互いに 思い合ってるのが 、ひしひしと伝わる目の前の男とA
「 A、それ誰 ？ 」
なるべく大きめな声で聞いたのは 、
Aへ俺を思い出して欲しかったのと 、
目の前にいるそいつへの牽制
「 弟なの 」
そう笑った彼女の笑顔は強がる時の笑顔で、
あからさまに焦ってる彼女の態度も
「 デート 」
わざとそう言い切った彼女の言葉も
全部 、彼女が目の前にいる男が好きだと物語っていた
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作者名：rabbit | 作成日時：2017年7月13日 20時
