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story21 ページ22

何が起こったのか分からない




隆二に抱きしめられて、離れようとした瞬間




私達の少し先にいた臣が振り返って、目が合った



再会した時でさえも、冷静だった臣が




少し顔を歪めて、




そして私たちの方に向かって歩いてくる





隆二の腕の中に居たはずの私の身体は、いつの間にか臣の元に移っていて





「 何してんの、A 」



少し怒ったように言う臣が、




どことなく愛おしく感じてしまった

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作者名:rabbit | 作成日時:2017年7月13日 20時

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