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story14 ページ14

 
 
 
 
 
 
飲み物を買い終わって、家に向かう足がどんどん重くなっていく
 
 
 
 
 
 
 
 
( まだ、帰りたくない )
 
 
 
 
そんな気持ちが渦巻いて、遠回りをして帰ることにした
 
 
 
 
 
 
 
大通りから一本入った場所で、
 
 
 
 
 
少し薄暗くて、夜になれば人なんて全然いない道
 
 
 
 
 
帰りたくない思いだけで、こっちの道に来た物の
 
 
 
 
 
 
冷静になってきた今は、少し恐怖感が出てくる
 
 
 
 
 
 
そんな私の気持ちとシンクロしているように、
 
 
 
 
 
 
私以外の誰かの靴音が聞こえてくる
 
 
 
 
 
少し早歩きになればなぜかその靴音も早くなる
 
 
 
 
 

そして、どんどん近づいてくる音
 
 
 
 
 
 
 
逃げよう、そう思って走りだそうとした瞬間
 

 
 
 
 
 
私は手を掴まれた

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作者名:rabbit | 作成日時:2017年7月13日 20時

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