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シルクside
危ない危ない、心の声が出るところだったわ
?「しつれーい!」
また誰かが来た
?「空いて…ない?あれ?空いてる?」
ダ「ほか探せー」
?「いやその作業やめればいい話だろっ」
正論
シ「そうだぞダーマ、俺がいた部屋だ」
ダ「でもお前だけの部屋じゃねぇ」
?「だけど現にお前だけの部屋になってる」
あっ
やったわこれ
ダーマのなんかの琴線に触れてしまったかん
あっ…
やばいこれ
え、
あ
どうしよう
怖い怖い
取り敢えず謝る…!?
隣の知らない奴の顔も青ざめている
俺も腹が痛くなってきた
向こうを向いていたダーマの顔が
ギギギギ、と音を立てるようにこちらを向く
燃え盛る炎が背景に見える
それを見た俺はヒュッ、と体の中の何かが強ばる
ダーマが息を吸うのが見える
そして小さく口を開いて、
ダ「確かに…」
…え?
シ「今のって…」
?「話通じてたんか…」
俺とその子がもう一度ダーマの方を
見るころにはダーマは片付け終わっていた
シ「はっやっ」
ダーマは不服そうに正座していた
ソファーの上で
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作者名:onon | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/967b7fcd0b3/
作成日時:2020年6月1日 20時