人生ベスト1の大転倒だな ページ3
女「ホラ、早く捕まえないとお昼おわっちゃうよ？」
一番大きい鉄棒でブラブラしながら女の子が言う。
貴「おいおい、その鉄棒でかいし危険だぞー？」
女「平気だよ、いつもやってるもん！」
女の子いわくいつもやってるらしい……
てか、いつもやってんなら俺見たことあると思うんだけどなぁ
そんなことを思ってる刹那、「グエッ」と響いた小さな悲鳴に我に返った
ん？
貴「いやいや、グエッだと！？」
ハッと鉄棒の方を見ると女の子が大の字になって地面に横たわっているではないか
いや、いつもやってるんじゃないかったのかよ！
貴「おい！お嬢ちゃん！？」
反動的に声をかけるが返事はなく……
反響した声に続けて悪寒がはしった
そして瞬間的に地面を蹴って女の子の方へと向かう
考えるよりも先に足が出たのは、俺を褒め称え背ほしいものだ←
あの、ドラマやテレビでやっているあのブルーシートがかかっている場面がこれだとしたら……
この一瞬一秒がどれだけ重いものだろうか
貴「にしてたって…なんで俺なんだよ……((泣」
こんな大役は、ウルトラ○ンに任せてほしいものだぜ、たく
そんな愚痴をいいながらも、渾身の一歩を踏みしめようとしたとき……
ｺﾞｷｯ！と鈍い音と足に電流のようなものが足にきた
ああ……そだったな
このコンマ一秒で渾身の力を足にかけたのだった
どうやら、女の子の心配より自分の心配をしなくてはいけないことになりそうだ
女の子よ、せめて見ないでくれ……
貴「ぎゃぐぇあああああ！」
奇跡とも言えるぐらい奇妙な雄叫び声をあげながら100点満点な世にも珍しい顔面スライディングを決めた
うん、人生で初めてだそしてもう二度としないであろう。言い切れる
そしてこれが芸能人だったら大ブーレク間違いなしだ
いや、むしろ笑ってくれその方がありがたい
その瞬間女の子がムクッと起き上がった
、
何てこったい……
女「………大丈夫？」
貴「え？あ、うん、ちょっと転んだだけだからな！」
女「そんなちょっとってもんじゃなかったとおもうんだけど」
貴「いやいや、俺いつもこれくらいが普通だから！」
いや、んなやついてたまるか。３日で死ぬわ。
女「そう？…………ﾌﾌﾌ！でもおねぇちゃん面白いね？気に入っちゃった」
貴「へ？」
これまた奇妙な声だこと
だが、これが普通なはずだ。女の子がさっきにも増して変なことを言ったのだからな
トリップとはこれまた奇妙な……→←夏というのはなんでこんなに、暑いのだ……
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晩月(プロフ) - すき。 (2020年5月2日 14時) (
レス) id: 773e33f22b (このIDを非表示/違反報告)
marukakip(プロフ) - 霧雨煙雨さん» ( ;ψψ;)ブワァァァ！！！な、涙が止まりません！！ありがとうございます！！これからも好きでいてくださああぁぁい！！ (2018年5月21日 16時) (レス) id: f8c067660e (このIDを非表示/違反報告)
marukakip(プロフ) - 博多の塩さん» ありがとうございます！！！夢主ちゃん、子供ながらにデンジャラスな橋をわたりますからねー……私も大好きなんですよ！！！ (2018年5月21日 16時) (レス) id: f8c067660e (このIDを非表示/違反報告)
霧雨煙雨 - 好きです。ただ単純に好きです。頑張ってください！ (2018年5月5日 23時) (レス) id: 60312894bf (このIDを非表示/違反報告)
博多の塩 - 夢主ちゃんのキャラ好きwww。面白いです。更新無理しないように頑張って下さい。応援してます！ (2018年5月1日 6時) (レス) id: e9e8ce5522 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽衣狐 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/marukakip1/
作成日時：2018年3月15日 20時
