生意気な、唇 <second>【名前変換オリジナル】

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――陽向side




まなみ「……はぁ？」





「ごめん…」





まなみ「他に好きな人が出来た？」



「…うん」



こういうのは正直に言った方がいいに決まってる…

怒られるの承知で







まなみ「…」






「ほんとに…ごめん」






怒られると…思っていた。








まなみはニコッと笑顔になった。

まなみ「いいよ、気にしないで」






「…え？」




まなみ「仕方ないもんね、気にしないで！」





「…ありがとう！」









これで…あの人に堂々と会える








先輩「え？星野？…そんなやついたっけ？」




「すごい綺麗な人ですよ？知らないですか？」



先輩「…知らねぇなー」







なんでだ…




どこを探しても、あの人はいないし
誰も知らない








「…なんでだろー」







ダイスケ「陽向！！！」




「おぉ、ダイスケ〜」





ダイスケ「お前！クラスで大変な事になってるぞ！」




…え？









――ガラガラ









「…え？」








クラスみんなが俺を冷ややかな目で見る。









「な、なんで…」









ダイスケ「大丈夫、俺はお前がそんなやつだと思わないから」







「そんなやつって…」









クラスを見渡すと
まなみが女子に囲まれて泣いていた。









「ま、まなみ？！」









女子「近づかないで！！！！」









「…っ！」









な、何が起きてるんだよ！！！








まなみ「…ﾋｯ…ｳ…」




「な、なんで泣いて…」






女子「しらばっくれないで！みんな知ってるんだから！」





「知ってるって…何を」









女子「まなみが言ってんのよ」









女子「無理矢理あんたにヤられたって！！」








え…

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