生意気な、唇【名前変換オリジナル】

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陽向「先輩大丈夫ですか？」


「…みんな、体力あるのね…」



さすがに若い子の体力にはついていけない
さっきからジェットコースターばかり乗ってる



陽向「いや、1個しか変わらないですよ？」





ダイスケ「陽向ー俺たちコーヒーカップ乗ってくるけどお前どうする？」




陽向「俺は瀬奈さんと休んでるよ」


ダイスケ「おっけー」








「…他の子誘った方が良かったのかしら」




陽向「それはないですよ、先輩じゃなきゃ来なかった」




「自慢しちゃったから着いて来いって言ったのはどこの誰なのよ」




陽向「ははっ、結局一緒に行きたかっただけですね」




…陽向はこの間のこと
気にしてないのかな？

私が曖昧にしてるから愛想つかされてもおかしくない








「私大丈夫だからダイスケくん達と遊んできたら？」


陽向「先輩が大丈夫なら2人で行きましょうよ」





陽向は私の手を取り走り出した。




「ちょっ！」


陽向「今日だけ！彼氏にしてください！」




「…もうっ」








この子はつくづく、生意気だな







陽向「これ！乗りたかったんです」



「観覧車？」




陽向「俺、乗ったことないんですよ？」


「珍しいわね」






私は小さい頃に乗ったかな





陽向「俺たちの番ですよ！」


「わっ！」




陽向「先輩！転ばないで！」



―ガチャ





「わぁ！動いた！」






陽向「…2人きりですね」









ん？…陽向？




な、何その怪しい顔はぁ！？！？！？

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