生意気な、唇【名前変換オリジナル】

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穂高side


―少しだけ、前の話をしよう。







瀬奈「…いやっ！」




「…はっ！！」




ハッとして気がついたら
俺ん家で下着姿の彼女がいて

怯えていた。




「…ごめん」




瀬奈「私達、まだ付き合ったばかりだよ…？」





俺は初めて会った時から瀬奈が好きだった。

瀬奈は部活でも人気で他にも瀬奈を狙っているやつはたくさんいた

だから俺が瀬奈を捕まえるって決めたんだ。


でも…






「俺、瀬奈が好きだから…」

瀬奈「そうじゃないよ」






瀬奈は俺よりも中身が大人で
そんな瀬奈に優しくするのが恥ずかしくなった。



「…わかった」









それから瀬奈に対して
俺は冷たい態度を取るようになった。
本当は優しくしたかった。

でも、俺は瀬奈に触るのが怖い




そんな時に…




瀬奈「穂高…」


陽向「…キャプテン？」




瀬奈は早坂と一緒にいるようになった。

俺もかほと一緒にいるからか



でも、早坂の方が俺よりも瀬奈を幸せにできるんじゃないか…？


そうも考えた。




そして俺はかほを利用した。
ただただむしゃくしゃした気持ちを

瀬奈にしたかった事を


俺はかほにぶつけたんだ…




こんな俺で、ごめんな…瀬奈



でも、俺はお前が一番好きだよ

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