12 ページ14
.
今日で最後にしよう。
そう思ったのは 、マルが来なくなったあの日から４日経った快晴の日。
桜もほとんどなくなってしまって 、寂しい公園になってもうた。
それでも目をつぶれば、あのあたたかな何日かが鮮明に思い出される。
もしかしたら本当に夢やったんやないか。
そう思った。
なんなら、夢であってほしかった。
けど、俺の携帯に残るこっそり隠し撮りしたマルのし写真が夢ではないと言う事を証明する。
振り返ってみればたった何日かの短い間やったけど 、 ほんまに好きでどうしようもなくすきになって。
毎日が幸せで。
それだけで良かったんちゃうか、と思った。
心のそこにそっとしまい込んでおこうと。
きっと、来年も再来年も桜を見ればマルを思い出すやろうけど、
俺はできるだけマルを忘れようと思う。
マル、好きやったで？
桜の木に手を当てて、俺の想いを桜の木に託すように、置いてきた。
写真も削除して、公園を後にした。
きっともう俺がこの公園に来ることはないやろう。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 168人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りゆか(プロフ) - mki0823さん» うわああ、ありがとうございます！！とっても嬉しいです…！もう自分で書いてて切なかったです（笑）ぜひ次も楽しみにお待ちください♪ありがとうございました！ (2017年5月13日 20時) (
レス) id: d1f783af67 (このIDを非表示/違反報告)
mki0823(プロフ) - この作品大好きです。丸くんが泣いてるのに私も感動で泣きまくりました…。(笑)次のお話楽しみです♪ (2017年5月11日 23時) (レス) id: 554f8d0240 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りゆか | 作成日時：2017年4月16日 23時
