青春のすべて ページ40
すばるくんの事です。
ごめんなさい、書かせてください。無理な方はお引き取り下さい。
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"すれちがう若者たちにあの頃の僕らを重ねた"
7人でバカやって笑ってる未来が、当たり前に来るものだと、そう思ってた。
僕ら6人も、そしてきっと彼もそうだったんだと思う。
"笑顔はすぐに作れるのにさ なぜなのかなうまく泣けない"
悲しくて仕方が無いのに、悔しくて仕方が無いのに、なぜか泣けない。
悲しみを隠すように笑ってしまう自分が、分からなくてぐちゃぐちゃで。
それでも僕は笑う、誰の為でもなく自分の為に。
"「あなたはそのままでいてね」と冬が終わる日に君は言った"
おまえはそのままでおってくれ、ってそう彼の目が言っている気がした。
だから、なにも言えなかった。
ただ彼の目を真っ直ぐに見つめることしか出来なかった。
いつも通り笑って、頷くしかなかったんだ。
"はぐれてくその手を僕は握り返せなかった"
気づいた時にはもう遅かった。
どんどん遠くなる彼の背中は、いつの間にかもう届かないほど遠くに行ってしまっていた。
行ってしまう、大好きな人が。
分かってるのに、僕はその手を握り返すことが出来なかった。
"『それぞれ』が始まる"
それぞれの歩む道へ、時とともに進んでいく。
6人は関ジャ二∞としてこれからも。
そして彼は、１人で誰も知らない街へと。
"きっと僕らが生きる明日は悲しいけどもう一つじゃない"
分かってる。
僕らはもう終わってしまうんだと。
別々の道を行くんだと。
同じ、明日が来ないってこと。
"それでも君がくれた温もりだけが胸にあるんだ"
それでも、
彼の細いからだ、小さくて細い手、くしゃっと笑う笑顔、力強い歌声、優しい声。
彼の残した、温もりだけが僕の胸に残っている。
"『これまで』を忘れたいわけじゃない 『これから』を想って生きたいんだ"
7人での関ジャ二∞を忘れたいわけじゃない。
僕たちの、１４年間に嘘はなかった。
いつだって真っ直ぐに前だけを見て、アホなくらい正直に生きてきた。
だけど、
だからこそ、これからの6人の関ジャ二∞をもっと大きくしたい。
彼に負けないよう前をむいて生きたいんだ。
僕たちは、前を向いていくしかないから。
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りゆか(プロフ) - 月兎さん» 初めまして♪うれしいお言葉ありがとうございます！！リクエストかしこまりました！少々お待ちください！ (2018年3月29日 9時) (
レス) id: d1f783af67 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - 初めまして！いつも、りゆかさんの小説見させていただいてます！特に黒橙の絡みが大好きです！他にも緑橙とかも好きです！今回リクエストお願いしたいのですが、黒橙の絡みを見てみたいです！(裏ありでもなしでもどちらでも構いません！)、遅くなっても構いませんので！ (2018年3月28日 23時) (レス) id: 8bf08b00d2 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - ありがとうございます！続き待ってます！ (2017年9月29日 20時) (レス) id: cbcd1fbdef (このIDを非表示/違反報告)
りゆか(プロフ) - 沙耶さん» 了解しました ！少々お待ちください ！ (2017年9月29日 19時) (レス) id: d1f783af67 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - 緑×橙のほんわかした感じからの裏がみたいです！ガッツリ裏でもちょっと裏でもどちらでも大丈夫です！設定は家でお願いします！ (2017年9月28日 21時) (レス) id: cbcd1fbdef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゆか | 作成日時：2017年8月22日 0時
