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目の前で顔真っ赤にさせてニコニコしてるマル。
すばるくんも嫌とか言うて結局、膝枕してあげてるし。
ヤケクソなって、手元のハイボール流し込んだら次の酒を頼んだ。
しばらくは隣のヤスと意味もない話して笑って、それなりに酔いが回ってきたところでふと、マルのことを思い出す。
静かになったってことは、これは寝たな。
机が邪魔で見えへんけど、きっと眠ってる。
「大倉その髪型めっちゃええと思うねんオレ。」
「そう？」
「おん。めっちゃすき」
「俺もヤスの青もええと思うで？」
「ほんま！？可愛い？」
「……おん。カワイイカワイイ。」
最近髪を真っ青にしたヤス。
最初見た時はほんっまビビったけど、まあヤスらしくてええんちゃう？なんて、今はもうすっかり見慣れた。
「なんか棒読みに聞こえるけど？」
「そんなことあらへんわ。」
頬プクッとさせて、拗ねてらっしゃる。
「ほんまカワイイって。」
そう言って、髪の毛ぐしゃぐしゃっと乱暴に撫でたらもーやめて！崩れる！なんて言っとる。
女かいな……
ちょっとトイレーって、ヤスがトイレ行ってすることなくなったわ。
ちびちびお酒飲みながら、正面みたらすばるくんがこっちをガン見してて、がっつり目があった。
「おい、大久保。」
「いや、大倉！」
ここでそれ、言う？
ほんまにこの人、分からんわ。
「大倉って、マルんことすきなんか？それとももうできてんのか？」
「はあ？！」
いや、急にぶっこみすぎやし。
めっちゃ声でかなってもうたし。こんなんそうです、言うてるみたいなもんやん。
「ふーん。そうなんや。」
「いや、なんも言うてへんやん。」
「別にかくすことあらへんやん？認めた方が楽やでー」
ニタニタ笑いながら言われても、全く説得力ありませんけど。
見せつけるように、膝の上のマルの頭撫でてるし！
「ちょ、やめて。」
「はい、認めたー」
「もう……。誰にも言わんといてよ。」
「いやいや、もう聞こえてるんとちゃう？」
そう言って、横みたら村上くんも横山くんもこっち見てるし。
めっちゃにやけてるし。
もう言うしかなくて、ちょっと改まってみる。
「あの……その……、マルと付き合ってます……。」
もうこうなったら、潔く言うしかないやん。
ごめん、マル……。
「え？！そうなん！！」
トイレから帰ってきたヤスが大声でそんな事言った。
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りゆか(プロフ) - 月兎さん» 初めまして♪うれしいお言葉ありがとうございます！！リクエストかしこまりました！少々お待ちください！ (2018年3月29日 9時) (
レス) id: d1f783af67 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - 初めまして！いつも、りゆかさんの小説見させていただいてます！特に黒橙の絡みが大好きです！他にも緑橙とかも好きです！今回リクエストお願いしたいのですが、黒橙の絡みを見てみたいです！(裏ありでもなしでもどちらでも構いません！)、遅くなっても構いませんので！ (2018年3月28日 23時) (レス) id: 8bf08b00d2 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - ありがとうございます！続き待ってます！ (2017年9月29日 20時) (レス) id: cbcd1fbdef (このIDを非表示/違反報告)
りゆか(プロフ) - 沙耶さん» 了解しました ！少々お待ちください ！ (2017年9月29日 19時) (レス) id: d1f783af67 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - 緑×橙のほんわかした感じからの裏がみたいです！ガッツリ裏でもちょっと裏でもどちらでも大丈夫です！設定は家でお願いします！ (2017年9月28日 21時) (レス) id: cbcd1fbdef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゆか | 作成日時：2017年8月22日 0時
