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「なに……ソレ。」
「何回も言わせんなや…。好きやっておまえんこと。」
並べられる有り得ない言葉にただ呆然とするボク。
どうゆうことよ、意味わからへん。
「あ、そうか……夢、か。もしかして、一人で酔って……」
「はあ？なにゆうてんねん。夢ちゃうし。俺、いるやんけココに。」
ぶつくさと独り言を言って、落ち着かせてみる。
ありえへんくらいバクバク波打つ心臓が苦しい。
「ホンマになあおまえは……」
そんな声が聞こえたと思ったら、視界が真っ暗になった。
と同時に、生温い柔らかいなにかが唇を塞いで離れていった。
「なっ…………！」
「すば……る、くん？」
今のはすばるくんの……。
「そろそろ分かれや。」
「え、まって…………」
「やから言うてるやろ。マルが好きなんやって。」
ウソ……。え、嘘ちゃう？ホンマに？なんで？いつから？
そんなこと絶対、一生ないって思ってたから。
夢のまた夢やって。
ああ、もう夢でもいい。
そう思ったら、涙が溢れた。
「すばっる……くっ……ぅう……」
「ちょ、泣くなて……」
「やってぇ……っ」
嬉しすぎて、涙が止まらへんよ。
こんな、こんな嬉し涙流す時が来るなんて……。
すばるくんの胸に抱き寄せられて、服を濡らした。
少し落ち着いて、急に恥ずかしくなってすばるくんから離れようとしたらぐっとさらに、抱きしめられてドキッとする。
「なあ、プレゼント、おまえんこと貰ってええ？」
そんな事言われたら、答えは一つしかない。
「うんっ……うん、あげる。……全部貰って？」
「ふ……あんがと。じゃあ、遠慮なく。」
ばっと身体が離れたと思ったのも束の間。
えっ、と思った時には僕の視界には天井、そしてすばるくんの顔。
「エエやろ？」
「まっ…て………んっぅ……んっ……」
そんな言葉とともに始まった行為。
展開早すぎちゃう？
リビングで、鳴かされて、乱されて、甘やかされて、愛されて……。
こんなに幸せでいいんやろか。
ぼくの誕生日ちゃうのに。
「すばる……ホンマに、すき……」
「俺も。」
大切な人の誕生日。
僕にとっても一生忘れられへん、もっともっと大切な日になった。
end
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安田さん、すばるくん お誕生日おめでとうございました ♪
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りゆか(プロフ) - 月兎さん» 初めまして♪うれしいお言葉ありがとうございます！！リクエストかしこまりました！少々お待ちください！ (2018年3月29日 9時) (
レス) id: d1f783af67 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - 初めまして！いつも、りゆかさんの小説見させていただいてます！特に黒橙の絡みが大好きです！他にも緑橙とかも好きです！今回リクエストお願いしたいのですが、黒橙の絡みを見てみたいです！(裏ありでもなしでもどちらでも構いません！)、遅くなっても構いませんので！ (2018年3月28日 23時) (レス) id: 8bf08b00d2 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - ありがとうございます！続き待ってます！ (2017年9月29日 20時) (レス) id: cbcd1fbdef (このIDを非表示/違反報告)
りゆか(プロフ) - 沙耶さん» 了解しました ！少々お待ちください ！ (2017年9月29日 19時) (レス) id: d1f783af67 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - 緑×橙のほんわかした感じからの裏がみたいです！ガッツリ裏でもちょっと裏でもどちらでも大丈夫です！設定は家でお願いします！ (2017年9月28日 21時) (レス) id: cbcd1fbdef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゆか | 作成日時：2017年8月22日 0時
