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ソファーにそっと腰掛けた。
落ち着かへんな、好きな人の家って。
「そんで？なにしにきてん。」
「会いたかった……か、ら…。」
つい固くなってたからか、思ってたことそのままゆってもうて。
またやってもうた。って後悔する。
スグ思ったこと口に出しすぎやねんホンマ。
あーどうしよう。
またキショいて、言われる。
嫌いやって、帰れやって言われたらどうしよう……。
「いや、あの……ちゃうねん、その……誕生日！……誕生日やったから、その、。」
慌てて言ったってもう遅い。
「そうなんや。」
「うん、あの、……おめでと。」
「ありがとう。」
気まずい空気が流れる。
さっきまで笑ってたやん？
やっぱりあかんかったか……。
「おまえ髪の毛切ったん。」
「へ？あ、うん……そうやねん。どう似合ってるぅ？」
唐突に投げかけられた質問に縋るように、少しおどけてみせる。
「……かわええんちゃう？」
「えっ……？……へへ、そうかなぁ」
「いや、聞いといて照れんなや。きっしょー」
「やって、嬉しいんやもん、あのすばるがやで？可愛いって……むふ」
ホンマにきしょいで、なんて真顔で言われたら、少しシュンとする。
「そんな顔すんなって、冗談やわ。」
「……っ」
なに？なんなの？
ボクの大好きなクシャっとした笑顔見せて、ボクの頭にぽんっと手置いたら、すばるくんはすぐに立ち上がった。
「なんか飲むやろ？」
「……ありがと。」
いや今はそれどころちゃう。
なんか今日やっぱり優しない？
いつもはもっとあたり強いやん。
頭ポンて……された。
可愛いて……言われてんで？
思い起こせば、みるみる顔は赤くなってく。
「なんか顔赤いで？」
いつの間にか横におったらしいすばるくんが手に持った缶のビールを僕の頬に当てて、顔を覗き込んだ。
そんなことされたらもっと赤くなるわけで……。
「なんで、今日そんなに優しいの……」
ふりしぼった声は、届いてる？
「なんでやろな？」
「いつもはこんなん違うやんか。」
「そう？」
全然違うし！
やっぱ誕生日やから？
でも僕のそんな考えは一瞬で消えた。
「いま、マルのことが愛おしくてしゃーないからちゃう？」
「俺のもんにしたいなーって思っとるからやろうな。」
「…って、聞いてんの？」
なに？コレ。
そりゃあ、聞いてるよ、もちろん。
でもごめん、頭がついて行かへんからもうちょっとまって。
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りゆか(プロフ) - 月兎さん» 初めまして♪うれしいお言葉ありがとうございます！！リクエストかしこまりました！少々お待ちください！ (2018年3月29日 9時) (
レス) id: d1f783af67 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - 初めまして！いつも、りゆかさんの小説見させていただいてます！特に黒橙の絡みが大好きです！他にも緑橙とかも好きです！今回リクエストお願いしたいのですが、黒橙の絡みを見てみたいです！(裏ありでもなしでもどちらでも構いません！)、遅くなっても構いませんので！ (2018年3月28日 23時) (レス) id: 8bf08b00d2 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - ありがとうございます！続き待ってます！ (2017年9月29日 20時) (レス) id: cbcd1fbdef (このIDを非表示/違反報告)
りゆか(プロフ) - 沙耶さん» 了解しました ！少々お待ちください ！ (2017年9月29日 19時) (レス) id: d1f783af67 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - 緑×橙のほんわかした感じからの裏がみたいです！ガッツリ裏でもちょっと裏でもどちらでも大丈夫です！設定は家でお願いします！ (2017年9月28日 21時) (レス) id: cbcd1fbdef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゆか | 作成日時：2017年8月22日 0時
