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会いたい会いたい会いたい……すばるくんに会いたい。
さっきから脳内ではそればっかり。
一人で酒を煽って、フワフワとした夢気分、
あぁ、せめて夢で逢えたら。
なんて、やっぱキショいなボク。
あーぁ、もういっその事家に行っちゃおうかな。
どうせ呆れられてるんやもん、今更どうもこうもないやんか。
お祝いされて嫌な気持ちになる人おる？
おらんよね、普通。
普通にお祝いするだけなら……って、自分を納得させて部屋着のまま、思うがまま、家を出た。
外に出て思った以上に寒くて驚いた。
上着着ていった方がエエやろか。
一家、めんどうやし。
タクシー拾ってすばるくん家に向かった。
気づいたらすばるくん家の前。
ホンマに来てもうたわ……
やっぱ、帰ろうかな……
いざ行こうとなると、やっぱ嫌われるかも。
嫌われるのは嫌や。とか思い始めて。
いやでも、今更かなあ。
よしっ、もう行くしかない。
震える手ですばるくんの部屋番号を押して、待った。
「……はい。」
「あ、の……ボク。丸山です……。」
「は？マル？」
「うん。……急にごめん、どうしても……伝えたい事、あって。」
いやいや、何言うてんボク。
別に伝えたい事あった訳ちゃうやん？
あ、でも誕生日おめでとうって言いたかってんよな、そうやあながち嘘ではないよね？
「はあ？まあ、ええわ入り。」
「ありがと ！」
はあ、よかった。
断られたら、ショックで立ち直れへんかったわ…。
オートロックが開いて、エレベーターに乗った。
すばるくんの部屋の前に来ると、一気に心拍数は上がる。
こんな形ですばるくん家に来たのは初めてやから…。
てゆうか、前来た時は他にみんなおったし。
そんなこと思っとったらなおさら、緊張してきたけど、こんな所でグズグズしとったらすばるくんの誕生日終わってまう。
恐る恐るチャイムを鳴らすと、ボクの緊張も他所にスグに扉が開いた。
「おまっ、……寒ないん。」
「へ？……ああ、そう言われればちょっと……」
「ホンマ、アホやな。」
思ってた以上にすばるくんは穏やかで、拍子抜けした。
もっと嫌がられるかと思うとった。
「なにしてん？はよ入れや。」
「あ……ごめん。お邪魔しますぅ」
リビングまで行くと、すばるくんの匂いがする。
いや、変態ちゃうよ？
すんごい、好きな匂い。
……って、やっぱ変態やろうか。
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りゆか(プロフ) - 月兎さん» 初めまして♪うれしいお言葉ありがとうございます！！リクエストかしこまりました！少々お待ちください！ (2018年3月29日 9時) (
レス) id: d1f783af67 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - 初めまして！いつも、りゆかさんの小説見させていただいてます！特に黒橙の絡みが大好きです！他にも緑橙とかも好きです！今回リクエストお願いしたいのですが、黒橙の絡みを見てみたいです！(裏ありでもなしでもどちらでも構いません！)、遅くなっても構いませんので！ (2018年3月28日 23時) (レス) id: 8bf08b00d2 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - ありがとうございます！続き待ってます！ (2017年9月29日 20時) (レス) id: cbcd1fbdef (このIDを非表示/違反報告)
りゆか(プロフ) - 沙耶さん» 了解しました ！少々お待ちください ！ (2017年9月29日 19時) (レス) id: d1f783af67 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - 緑×橙のほんわかした感じからの裏がみたいです！ガッツリ裏でもちょっと裏でもどちらでも大丈夫です！設定は家でお願いします！ (2017年9月28日 21時) (レス) id: cbcd1fbdef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゆか | 作成日時：2017年8月22日 0時
