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勝手に考えて落ち込んで、さっきまであんなにワクワクしてたのにすぐこうなる僕のアカンとこ。
「買うてきたよー」
「ありがとうっ。わー美味しそう」
変な事考えるのはやめよう。
楽しまなきゃ。
ひとしきり食べ終わったら、すぐに忠義が海はいろうなんて言うから、慌てて水着に着替えて浮き輪を持って海に向かった。
忠義めっちゃ腹筋割れてる……。
いつの間に鍛えたんやろ？
そういえば最近、夜の方は御無沙汰で……一週間前はまだそんなにやったのにな。
自分のお腹みて、恥ずかしくなった。
こんなことなら鍛えてくればよかったな……。
「あのぅ……、良かったら一緒に遊びません？」
「へ？ボクですか……あ、れ？」
待ってよ、隣におったはずの忠義がおらん。
ひとりで考えてる間にはぐれた……？
そんで目の前には水着きた、女の子が2人。
「いや、あの……スミマセン。連れがいるので……」
「ちょっともダメですか？」
距離が近い。
ひとりの子は上目遣いで僕の腕に絡みついてくるし、……胸当たってるし。
……どうしよう。
おどおどしてもうて、それだから離してくれんのやろうけど。
「いや、あのほんとに…………」
ごめんなさい、って逃げようとしたらその前に反対の腕をグイッとかなりの力で引かれて思わずバランスを崩した。
「なにしてんの。」
「た、だよし……」
「お連れの人ですかぁ？良かったら一緒に……」
「ごめんな、この人 人見知りやねん。せやから、ほかの人誘ってくれる？」
お得意のキラキラスマイルで女の子たちに言ったら、圧力に負けたのか残念ーなんて女の子たちは渋々帰っていった。
「ごめ……」
「もう、気づいたらおらんしビックリしたわ。」
「……ぼーっとしてて。」
腰に回された手は忠義の方に強く引かれた。
「隙見せすぎ。やからゆうたのに……胸擦り付けられてさぁ、ホンマにあかんこやね隆平は。」
「うん……ごめん。」
ここは僕が悪かったし、素直に誤っとく。
でも忠義やってさっき……って言おうと思ったら、ぎゅって手握られて海の方に歩きはじめた。
「忠義っ……そとやから……」
「平気やって、誰も見てへんわ。」
男同士で手繋いでるなんて周りから見たらおかしいけど、離したくなくてそっと握り返した。
「うわっ冷たっ……！」
一緒にゆっくり海に入ったら、はしゃぐ忠義みて自然と笑みがこぼれた。
離れてもうた手は少し寂しいけど。
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りゆか(プロフ) - 月兎さん» 初めまして♪うれしいお言葉ありがとうございます！！リクエストかしこまりました！少々お待ちください！ (2018年3月29日 9時) (
レス) id: d1f783af67 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - 初めまして！いつも、りゆかさんの小説見させていただいてます！特に黒橙の絡みが大好きです！他にも緑橙とかも好きです！今回リクエストお願いしたいのですが、黒橙の絡みを見てみたいです！(裏ありでもなしでもどちらでも構いません！)、遅くなっても構いませんので！ (2018年3月28日 23時) (レス) id: 8bf08b00d2 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - ありがとうございます！続き待ってます！ (2017年9月29日 20時) (レス) id: cbcd1fbdef (このIDを非表示/違反報告)
りゆか(プロフ) - 沙耶さん» 了解しました ！少々お待ちください ！ (2017年9月29日 19時) (レス) id: d1f783af67 (このIDを非表示/違反報告)
沙耶(プロフ) - 緑×橙のほんわかした感じからの裏がみたいです！ガッツリ裏でもちょっと裏でもどちらでも大丈夫です！設定は家でお願いします！ (2017年9月28日 21時) (レス) id: cbcd1fbdef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゆか | 作成日時：2017年8月22日 0時
