言い訳 ページ12
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あれから四日ほど経った
あの日､しのぶさんに何があったのか言わず
ただ何日か泊めてほしいとお願いをした
｢……分かりました｡身体､冷えてるでしょう､湯を今沸かしますね｣
しのぶさんは何も聞かず部屋や風呂を用意してくれた
何も言えず相談もできず
｢しのぶ様は堅苦しいのでしのぶさんと呼んでください｣
そう微笑んでくれたしのぶさんに
私は罪悪感と感謝ですみませんと謝るだけだった
｢藤�� Aって奴は居るか？｣
私を呼び出したのは音柱の宇随 天元様だった
｢突然､家にびしょ濡れの不死川がきて休ませて欲しいってあいつ言うから何かあったんだと思ってよ｡継子のお前なら知ってるかと思って｣
しのぶさんに頼み休憩室を使い宇随さんと向かい合わせで座る
何から話せばいいのか分からず黙り込む
｢どうやらその継子さんに関係してるみたいですね｣
｢しのぶさん…｣
しのぶはお茶を三人分手にし私の隣へ座る
｢不死川さんは不器用ですし､よろしければ私達に話していただけませんか？｣
｢とっとと解決して不死川を家から放り出してやりたいし｡あいつ不器用だしな｣
｢…………あ｣
口を開くが何から言えばいいのか
あの春の日のことも話さなければならない
｢…大丈夫ですよ､言いたくない事は言わなくても｡ゆっくり言葉が整理がつくまで待ちます｣
太ももの上にぎゅっと握りしめていた手を優しくしのぶの手が包み込む
｢私の我儘なんです､全部｣
四日前の師範との言い合いを思い出す
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aya(プロフ) - とってもとっても感動しました！ (2020年10月24日 2時) (
レス) id: 59795850b9 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - すごい感動しました！！表現の仕方がめっちゃきれい…！この作品は、控えめに言って��神��ですね(*'▽') (2020年7月12日 15時) (レス) id: 64be1a2e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2020年6月27日 20時
