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否定 ページ10




角名の誤解を招くような発言を必死に否定しながら、なんとか休憩を迎える。とりあえず無害そうな3年生などにはきちんと手渡しでドリンクを渡したが害(双子と角名)には勢いよく投げつける。危ないやろが!なんていう双子の声は聞こえない振りをしていたら北さんにそんなことしたらあかんやろ言われてしまった。

……絶対に、私悪くない。先に喧嘩売ってきたのあっちやしなんて心の中で文句を言いながらもきちんと謝る。え、私偉すぎでは?

なんて事を思っていれば後ろから名前を呼ばれる声がしたので、誰だ?と思い振り向く。


「あ、急に話しかけてごめんな。まだ挨拶してなかったな思って。俺、銀島結。2年です」
「はじめまして、AAです。これからよろしくお願いします」


私のそんな挨拶に、よろしく!と元気よく返してくれる銀島さん。……双子と角名のせいで2年生にいいイメージ持ってなかったけど、この人はまだまともそうで良かった。安心した。男子バレー部もまだ捨てたもんじゃないってことやな。知らんけど。

そんなことを思いながら心の中で名前を覚えるために銀島結ともう一度呟くとするりと後ろから手を回される。


「え〜〜なになに。Aってば俺より銀の方が好きなの?」
「……は?」


後ろから私の肩に手を回しながら、そんな爆弾発言をする角名。そんな角名の発言に銀島さんは私と角名を交互に見たあと、「ご、ごめん……!そんなつもりじゃ!」と発する。そんな私達の様子に害悪双子達も黙っている訳なく、にやにやしながらおやおや〜?と近付いてくる。違うからと否定しても照れんなって!と言ってくる侑に対して、堪忍袋の緒が切れる。


「…………い」
「い?」
「いい加減にしろやごみ!!!!!!」


体育館に私の怒りの声が響く。そんな私に対して笑う者、びっくりする者、そして

「いい加減にしいや、ほんまに」
「……はい」

怒る者。


…………いや、なんで私怒られたんだ?なんで?これに関しては絶対私悪くないよな?と思ったがそれを口にしたら余計面倒くさいことになりそうなので黙っておいた。Aちゃん、えらーい。


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丸井。(プロフ) - 岡さん» そう言って貰えて嬉しいですー!更新頑張ります! (2020年10月28日 0時) (レス) id: f2f4556022 (このIDを非表示/違反報告)
丸井。(プロフ) - 五月雨さん» そう言っていただけて嬉しいです(T_T)頑張ります! (2020年10月28日 0時) (レス) id: f2f4556022 (このIDを非表示/違反報告)
丸井。(プロフ) - ブドウ味のリンゴさん» わー!嬉しいですありがとうございます!頑張ります……! (2020年10月28日 0時) (レス) id: f2f4556022 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 面白そう!更新待ってます (2020年10月24日 19時) (レス) id: 16d14525dd (このIDを非表示/違反報告)
五月雨 - この小説好きです。頑張ってください! (2020年10月24日 13時) (レス) id: 6a5f312fe9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:丸井。 | 作成日時:2020年10月24日 3時

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