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「今日は有難うございました。また今度飲みに来ますね」
「ええ、是非」


「有難うございました」

安室さんのそんな言葉をあとにAさんはポアロを出た。……さて、と、


「ねえねえ安室さん」
「ん?」
「さっきの話の続き聞かせてよ!安室さんの弱点」
「…ああ、その事か。そうか、確かまだ途中だったね」

そう言って仕事中なのにも関わらず、安室さんは僕の隣へ座る。

仕事はしなくていいの? お店には君だけしかいないからね。

そんな会話を交わし少しの沈黙の後、安室さんが口を開く。


「僕の弱点はね、」

「―――Aさん、だよ」


「…………えっ?」


安室さんの弱点を聞いた後、零れた言葉はなんとも間抜けな言葉である。

いや、だって急にさっきの女性、Aさんが安室さんの弱点なんて言われたらそりゃあ驚くだろう。



「…驚いた、というような表情だね」
「そりゃあ、まあ……」
「まあ、うん。コナンくんの言いたいことは分かるよ。まあひとつ言うとするなら、嘘はついてないよ という事くらいかな?」
「…………」



180度、どこからどう見ても完璧な彼、安室さんの弱点が、



「……そんな顔しなくても。…嘘はついてないんだよ、本当に」





「―――ただ、僕がAさんを好きなだけ、と言えばいいのかな?」



一人の女性、それも、



「…どうすれば、彼女と接したらいいのか分からなくて。彼女の事になると頭が回らなくなるんだよ」



"恋煩い"

だなんて。






(……いや、誰も想像しないだろ、そんな事)


速報、あの安室さんの弱点はAさんだった件について。


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まゆ - 面白かったです^_^恋する降谷君、可愛かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年11月10日 0時) (レス) id: fb97b4034b (このIDを非表示/違反報告)
丸井。(プロフ) - 無気力零架さん» コメント有難うございます!続きが気になると言ってもらえて嬉しいです有難うございます…!わわ、そちらも読んでくださったんですね…!とっても嬉しいです有難うございます!これからも頑張りますね…!! (2018年5月19日 18時) (レス) id: b2e4870ae8 (このIDを非表示/違反報告)
無気力零架(プロフ) - とても面白いです!続きが気になります〜(*´∀`)噛みつくようにキスをしての方も読みました!とっっても良かったです♪これからも頑張ってください!!応援しております…♪ (2018年5月18日 22時) (レス) id: 50dd0bcec2 (このIDを非表示/違反報告)
丸井。(プロフ) - 沙羅さん» こんにちは、コメント有難うございます。今後の展開が楽しみ、と言ってもらえてとても嬉しいです、有難うございます!沙羅様も小説を書いていらっしゃるんですね…!今度見てみます!はい、お互い頑張りましょう…!! (2018年5月11日 17時) (レス) id: b2e4870ae8 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - おはようございます。今後の展開がとても楽しみです!小説を書く者同士お互いに頑張りましょう!更新楽しみにしています!! (2018年5月11日 6時) (レス) id: c920a02ff3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:丸井。 | 作成日時:2018年5月7日 0時

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