３４ ページ34
私が席に座ると、たくさんの女子が集まってきた。
そして、一番に声を出したのは会長さん。
「ねぇ、なんでスルーするの？」
はあ…暴力？で無理だったら、言葉で…ねぇ。
ふっ…生憎私はそんな甘くない。
言葉には…強い。
「面倒くさいから。」
私はそう、一言。
すると、女子たちの顔がけわしくなった。
あーあ…怒らせちゃった。
「…てめぇっ、ふざけてんの!?」
段々言葉づかいも悪くなってく。
可哀想に…、そんなんじゃ憧れの幸村さまたちを落とせませんよー！
と、私は心のなかで笑った。
が。
流石にそれは口には出さなかった。
これ以上面倒くさいことになるのは御免こうむる。
「……別に。ふざけてなんてないけど。」
別に怒らないでしょ という言葉を選んだものの。
なぜか。怒らせてしまった。
さっきまでニコニコしていた副会長さんが拳をあげた。
とはいえ、所詮は女子だ。
そこまで気にせずに私は言葉を続けた。
「というか、ふざけてんのあんたらの方なんじゃないの？」
女子のたちの「はぁ！？」とかいう声を耳にしながら、私は言った。
「大体、あんたらのしていることはただのいじめ。…いや、いじめよりもっとひどい。
“逆恨み”よ。」
女子たちは何も言えないようだ。顔だけがだんだんキツくなってゆく。
もう、面倒くさいとか考えるのすらも面倒くさかった。
「自分がテニス部のマネージャーに選ばれなかったから？私をいじめるの？
……バカバカしい。
そんなんだから、嫌われるのよ。
テニス部にも、他の人にも。」
私が言い終えると、皆のかおが凄い怖い顔になっていた。
あ、これはヤバい、と思ったときにはもう遅くて。
固い拳が私の頬を刺激した。
この女、強い…
･･･なんて。
朦朧とする意識のなか聞こえた、勝ち誇ったような女たちの笑い声。
そしてそれを一瞬で無くすような、
「A！？」
私の名をよぶ、丸井の声。
…デジャヴ？
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 183人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
置物娘(プロフ) - 丸井あーや＠研磨に熱愛中さん» 更新したから見て？ (2015年2月8日 7時) (携帯から) (
レス) id: 1ca20cb2e6 (このIDを非表示/違反報告)
クルエル(プロフ) - 丸井あーや＠研磨に熱愛中さん» ちなみに、おじいちゃんは９４で現役住職だぜぃ☆← (2014年12月10日 19時) (携帯から) (レス) id: 3cb9714877 (このIDを非表示/違反報告)
丸井あーや＠研磨に熱愛中(プロフ) - クルエルさん» おうw (2014年12月10日 19時) (レス) id: 25e7a9f21c (このIDを非表示/違反報告)
クルエル(プロフ) - 丸井あーやさん» まぁねｗｗｗｗｗ (2014年12月10日 18時) (携帯から) (レス) id: 3cb9714877 (このIDを非表示/違反報告)
丸井あーや(プロフ) - クルエルさん» そなんだぁ(´･ω･｀)って凄っ！長生きじゃん( *ﾟAﾟ) (2014年12月6日 7時) (レス) id: 25e7a9f21c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：丸井あーや | 作者ホームページ：
作成日時：2014年11月1日 12時
