五羽 ページ5
デュプラン視点
「…?ここは…」
目を覚ますと見覚えのない場所にいた
「おぉ!やっと目を覚ましたか?お前はその路地裏で倒れていたんだ」
「そうですか…えっと貴方は…?」
「おやこれは失礼、俺はJ・ワシントン・ファウルフェローだ。今日からお前のマスターだ」
「マスター…?えっと…どうしてここにいるのか分からないんですが…」
「ん?さっき言っただろう?路地裏で倒れていたところを助けたんだ。それともなんだ、記憶喪失か何かか?」
「記憶喪失…」
確かに私は目が覚める前の記憶がない…は?記憶がない?
「ぇ…?変な冗談はよして下さいよ。私の正体を、お、教えてくださいよ」
「そんな事を言われてもなぁ…俺はその路地裏でお前を拾ってからしかお前を知らないからなぁ」
「そ、そんな…」
「行くあてもないだろう?なら俺の手下になって衣食住もあった方が安全じゃあないか?」
それもそうだ
「…なら、貴方の…いえ、貴方様の手下になりましょう」
「あぁ、よろしくな。スノー」
「スノー?」
「お前の新しい名前だ。覚えてないだろう?名前」
「えぇ…有難いです。」
ーーーーーーーーーーーー
作者)ここから主人公の名前がスノーに変わります。
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←四羽
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:赤ペン | 作成日時:2022年10月2日 1時