小さなエクソシスト第一章 (ページ4)

今日:16 hit、昨日:15 hit、合計:61,807 hit

3話ページ4

・

・

バズ「俺たち探索部隊はお前らエクソシストの下で命がけでサポートしてやってるのに・・・・それをっ・・・飯がまずくなるだと！！」

拳を振り上げ殴ろうとするが、神田はそれを簡単によけ、逆にバズの首を掴む

神田「サポートしてやってるだぁ？違げーだろ、サポートしかできねぇんだろ。お前らはイノセンスに選ばれなかったハズレ者だ。」

神田はさらにバズの首を絞めつける

神田「死ぬのが嫌なら出てけ。お前ひとり分の命くらい、代わりはいくらでもいる」

そう言った神田の手を

アレン「ストップ！」

アレンが掴んだ。その光景を見ていたアリビアは

アリビア「(そういう人なんだねー、アレンって・・・。ユウが一番嫌いなタイプだ。)」

一人苦笑いしていた

アレン「関係ないところ悪いんですけど、そういう言い方はないと思いますよ」

神田はアレンを睨みつける

神田「離せよ、モヤシ」

アレン「モヤシ？アレンです！」

神田「一か月で殉職なかったら覚えてやるよ、ここじゃバタバタ死んでいくやつ多いからな。こいつみたいに。」

アレンは腕を握る力を強めた、神田の手からバズが離れる

アレン「そういう言い方はないでしょう」

神田「呪われている奴が俺に触るな」

そう言うとアレンは手を離す

アリビア「(あははー、ユウとアレンは仲良くなれそうにないねぇー。)」

神田「早死にするぜ、お前。嫌いなタイプだ。」

アラン「そりゃあ、どうも」

二人が睨みあっていると

リーバー「お、いたいた！神田！アヴィ！アレン！指令室に来てくれ！任務だ！」

リーバーがそう言うと神田はすぐに睨み合いをやめて歩きはじめた

神田「アヴィ、行くぞ」

アリビア「はーい」

アリビアは席を立ち神田の後を追うが座り込むバズの前で足を止め

アリビア「泣くなら礼拝堂に行きなよ。あそこなら誰も文句は言わないんだからさー。」

次にアレンに視線を向ける

アリビア「ユウに突っかかるなんてびっくりだよー」

アレン「僕は喧嘩を止めようとしただけですから。っていうか隣にいるなら神田のこと止めてくださいよ！」

アリビア「あは！ユウは何言っても止まらないよー。めんどくさいし！」

アレンは思った

アレン「(二つ目の理由が本音だ！！)」

アリビア「じゃあ、私たちは先にコムイの所行くから、後でねー！」

そう言って走り出し食堂を後にした