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貴「着物屋でのお話。」 ページ11

貴「へぇ…色々種類あるんだなぁ。」

店に入り、キョロキョロと辺りを見渡す。
カラフルで綺麗な着物達を見ていると、イゾウがやって来た。

イ「お嬢、これはどうだ?似合うと思うぞ。」

そう言ってイゾウが差し出したのは、淡い黒と紫が混じったような色の着物。

凄く綺麗で、思わず見惚れてしまった。

貴「…綺麗、だな。着て良いか?」

そう言って着物を受けとると、勿論、と返すイゾウ。

試着室のような所に向かい、俺は早速着ようと意気込む。

だが…

貴「どうやって着るんだ、これ…」

俺は前の世界でもろくに着物なんて着たことがない。
だから、着物の着方なんて知らないのだ。

困り果てていると、部屋の外から

イ「どうだ?着られたか、お嬢。」

イゾウの声が聞こえる。
しょうがない、こうなったら…

貴「イ、イゾウ…頼み事があるんだけど…」

イ「…?どうした、何かあったのか?」

貴「着付けの仕方が分からないんだ…着せてくれないか?」

やっぱり、嫌かな…?

イ「…お嬢、ここ開けてくれ。」

俺の質問には答えず、そう言ったイゾウ。

その声は、若干の苛立ちを含んでいるように聞こえた。
ビビりつつ、俺は部屋のドアを開ける。

貴「イ、イゾウ…?」

部屋に入ってきたイゾウは。少し険しい顔をしていた。

イ「…無防備だな、お嬢。」

貴「え?今何て…」

何かを小さく呟いたイゾウ。
聞き取れなくって聞き返すと、突然腕を掴まれた。

ドサッ

そのまま、俺は床に倒され、イゾウは俺に覆いかぶさる。

イ「お嬢、あんまり無防備だと危ないぞ?」

貴「イゾウ…?どうしたの?」

いつもとは違う、どこか妖艶な目で俺を見るイゾウ。
腕も掴まれてるから、多分逃げ出せないだろうな。

イ「お嬢は、警戒心が足りなすぎるんだ。」

…少しだけ、イゾウが怖いと思った。
____________________________________

現段階ではイゾウ落ちではないです!

アンケートとかで落ちを決めようと思っていますので、落ちが決まるのはもう少し後になります!

終わり ログインすれば
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設定タグ:白ひげ海賊団 , トリップ , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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李莉華 - 落ちはシャンクスがいいな (2019年10月20日 22時) (レス) id: 2450a0879a (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ - 落ちは、イゾウがいいです。更新頑張ってください (2019年9月12日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
宮野志保 - 絶対にエース!!エースの方が良いよ!私はエースにします!! (2018年11月7日 2時) (レス) id: 15e580a628 (このIDを非表示/違反報告)
テントウムシ - 落ちはシャンクスかサボがいいです!!! (2018年7月7日 0時) (レス) id: 8fad14733d (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 続き気になります(*⌒▽⌒*)更新楽しみにしてます(*⌒▽⌒*) (2018年4月19日 9時) (レス) id: b478a7ecf3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nana | 作成日時:2017年10月6日 1時

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