貴｢上陸初日の朝。｣ ページ2
貴｢ふあぁ〜…。｣
今日は初めての上陸日。
ベッドから出て、着替えを済ませた。
すると、ノックの音が響いた。
イ｢お嬢、起きてるか？｣
貴｢イゾウか？どうしたんだ？｣
ノックをしてきたのはイゾウ。
どうやら食堂まで一緒に行かないか、という誘いに来たらしい。
OKと返事をして、ドアを開けた。
イ｢お嬢、おはよう。｣
貴｢あぁ、おはよう！｣
そのまま二人で、食堂に続く廊下を歩く。
イ｢そう言えば、今日はマルコと買い物に行くんだって？｣
貴｢そうだぞ？一緒に家具買うんだ！｣
イ｢なら、今回の上陸期間は五日間らしいから、二日目は俺と一緒に出かけないか？｣
貴｢！おう、良いぜ！どっか行きたいとこでもあんのか？｣
イ｢あぁ、少し着物屋にな。折角だし、お嬢も見立ててやるよ。｣
貴｢俺？良いのか？｣
イ｢あぁ、構わないさ。お嬢は顔が良いから、着物が似合いそうだ。｣
そうこう話している内に、食堂に着いた。
朝だと言うのに皆何時もよりテンションが高く、食堂が騒がしい。
ハ｢A！イゾウ！おはよう！一緒に朝ごはん食べない？｣
ハルタが近付いてきてそう言ったので喜んでOKして、辺りを見回し席を探した。
貴｢あ、イゾウ！ハルタ！彼処空いてるぞ！｣
空いている席を見付けたので、二人を呼ぶ。
席に座って、食事を始めた。
ハ｢A、今日は家具選びでしょ？｣
貴｢そうだぞ、マルコが着いてきてくれるんだ。｣
ハ｢そっか、良いの見つかると良いね！｣
貴｢おう！｣
イ｢明日は、俺と出掛けるけどな。｣
ハ｢え！？初耳なんだけど！？｣
貴｢さっき誘われたんだよ。着物屋に行きたいんだってさ。｣
そんな会話をしながら、食事を終えた。
食堂を出て廊下を歩いていると、ある疑問が浮かんだ。
貴｢…そう言えば、何で皆俺とマルコが一緒に出掛けるの知ってたんだろ？｣
まぁ考えても仕方ないので、取り敢えず俺は部屋に戻った。
____________________________________
因みにマルコと夢主が一緒に出掛けるのが皆に知れ渡った理由は、何処ぞのフランスパンが偶然マルコと夢主の会話を聞いたからだそうです。
そしてその噂が流れた後、不死鳥に見つかったフランスパンの絶叫が船内に響いたとか…。←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 168人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
李莉華 - 落ちはシャンクスがいいな (2019年10月20日 22時) (
レス) id: 2450a0879a (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ - 落ちは、イゾウがいいです。更新頑張ってください (2019年9月12日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
宮野志保 - 絶対にエース！！エースの方が良いよ！私はエースにします！！ (2018年11月7日 2時) (レス) id: 15e580a628 (このIDを非表示/違反報告)
テントウムシ - 落ちはシャンクスかサボがいいです!!! (2018年7月7日 0時) (レス) id: 8fad14733d (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 続き気になります(*⌒▽⌒*)更新楽しみにしてます(*⌒▽⌒*) (2018年4月19日 9時) (レス) id: b478a7ecf3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：nana | 作成日時：2017年10月6日 1時
