腐女子の妹でいて何が悪い。２【stxxx】【青】

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[Aside]

私は捨て子だった

産まれた瞬間に元親に捨てられた

どうしてこんなにも胸が苦しくなるのか分からない

様々な想いが頭の中を交差する

【家族のカタチ】【捨て子】【双子】【嘘】

『双子って何だろうね…ははっ…』

こ「…」

ｷﾞｭ

ころちゃんは私を慰めるように優しく抱きしめた

『もうわかんないよ…どうしたらいいの…』

母「…」

こ「…僕はたとえAが実の双子じゃなくても、
　壁を作ることは絶対に無いよ。これまで僕と一緒
　に過ごしてきた時間や経験は全部無駄じゃない
　から。無駄になるものなんて1つもないんだよ」

『ころちゃｯ…！』ｸﾞｽｯ

ｷﾞｭ

ころちゃんは私を認めるかのように
優しく、でもさらに強く抱きしめた

『…双子じゃなくても良いかな。
こんな家族のカタチがあっても良いのかな』

母「家族のカタチは無限大にあるんだから、
　貴方達にあった家族のカタチを見つけなさい」

母さんは優しかった。誰よりもずっと

こ「双子で付き合っても…？」

母「それも家族のカタチの1つ」ﾆｺｯ

こ「じゃあ！」

母「貴方達が必ず幸せになれる家族のカタチを
　見つければ母さん達は満足よ」

母さんは必ず私たちを認めてくれた

『母さん…大好きｯ！』

ｷﾞｭ

母「も〜笑 Aは昔からそうなんだから…笑」

こ「僕の方が母さん愛は負けてないよ！」

ｷﾞｭ

母「ころちゃんまで笑」

私たちは確実に一歩ずつ幸せを噛み締めている

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