腐女子の妹でいて何が悪い。２【stxxx】【青】

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[Aside]


こ「A、病院行くよ」

『は〜い…』

あの日以来、ころちゃんは
私の通院に毎回ついてくるようになった

それはそれで可愛いから良いんだけどね？

こ「診察書とか保険証持った？」

『持ったから大丈夫だよ』

それと同時に凄い過保護になった気がする

こ「もう一回確認しよ！」

『あの、ころちゃん…』

あとはね〜…と私の声も
耳に入っていないようだった

いつもならすぐに反応して聞いてくれるのに

こ「A？！」

『どうしたの？』

こ「なんで泣いてるの…？
　僕、Aを傷つけることしちゃった？」

私の目からは生温かい涙が零れていた

ころちゃんは私の目元を優しく拭いた

子犬のような表情をして私を心配する

こ「傷つけたならごめんね…ごめんね…」ﾋｸﾞｯ

ああ、泣かないでよ

私まで泣きたくなるじゃん

こ「僕の愛って重いよね、嫌だよね」

『そんなことない！』

こ「じゃあ僕の愛h『ころちゃんは
　最近確かに重いけど、毎日毎日リスナーさん
　のために頑張りながら私の事を考えて
　心配してくれるのが凄い嬉しかった。
　多少の過保護は今の状況からして
　しょうがないって思ってるけど
　過保護すぎるのも私自身が病気に
　負けた感じがして嫌なの…』

こ「じゃあ前の僕に戻るね。
　でも、病院の時は必ず付き添うけどね！」

『笑ありがとう』

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